中国製食品のメラミン混入問題がアメリカにも広がっています。コネチカット州で販売されていた中国製の菓子「コアラのマーチ」に、メラミンが混入していたことがわかりました。
コネチカット州によりますと、州内にある食料品店で販売されていた中国製の「コアラのマーチ」10箱を21日に当局が回収し、調査したところ、その中から有害物質メラミンが見つかりました。
また、数日前にも、他の店で売られていた「コアラのマーチ」から同様にメラミンが検出されたということです。この製品による健康被害については、これまでのところ報告されていません。
既にアメリカでは、ロッテUSAが先月末から、全米やカナダで販売されていた「コアラのマーチ」の回収を開始しています。また、先週、アラバマ州でも同じ商品で混入が見つかるなど、メラミン問題がアメリカにも波及しています。(23日08:01)