静岡放送局

2008年10月23日 7時8分更新

市民に医療体制を説明

地域医療の現状を市民に知ってもらおうと、富士宮市は市立病院に関する説明会を22日の夜開き、医師が不足する傾向にあるとして、地域のかかりつけ医の活用などを呼びかけました。
この説明会は富士宮市が地域医療の現状を知ってもらおうと、10月から地区ごとに開催していて、昨夜は富士宮市の北山地区で開かれました。
全国的に医師の不足が問題になっている中、富士宮市立病院でも内科や皮膚科、それに小児科の医師が減っている現状や、周辺の地域も含めて産婦人科の医師が、県内のほかの地域に比べ少ない状況にあり、隣の富士市の市立中央病院で、産婦人科の休診のおそれが出ていることなどが説明されました。担当者は医師の確保策として設備や制度の充実を図っていることを紹介するとともに、負担を軽減するために、症状が軽い場合にはかかりつけの医師に診てもらうなどの協力を呼びかけていました。