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最新ニュースインデックス

[2008年10月22日(水)の KCT TVニュースから]

水島コンビナート 企業が連携してエコ通勤実施へ(倉敷市)

環境のために自家用車から公共の乗り物に通勤方法を切り替える「エコ通勤」を推進する会議が開かれ、来月18日から実証実験をはじめることを決めました。
会議には水島コンビナートの主要な企業や環境団体の関係者など24人が参加しました。来月18日から行われる実証実験は、水島コンビナート企業の従業員のうち電車やバスでの通勤が可能な場所に住んでいる人を対象に実施されます。実験は8日間行われ、期間中、水島臨海鉄道水島駅などから各企業の正門前までシャトルバスが運行されるほかレンタルサイクルも用意されます。実験ではCO2排出量の削減効果の検証や公共交通機関が抱える課題の洗い出しを行うことにしています。倉敷市の調査では市民のおよそ6割がマイカー通勤。公共の乗り物の利用は水島臨海鉄道が15年前に比べ3割減少、路線バスについてはこの30年間で83%も減少しています。「エコ通勤」はCO2排出を抑えるほか公共の乗り物を守る目的もあり、倉敷市では両方のメリットを活かしながら取り組みの輪を広げたいとしています。

河合楽器社長が岡田小ピアノ視察(倉敷市)

55年ぶりにリニューアルされた岡田小学校のグランドピアノを視察するため、修理をした河合楽器製作所の社長がきょう、岡田小学校を訪問しました。
倉敷市立岡田小学校を訪れた河合弘隆社長は、修理を終えて戻ってきたグランドピアノが置かれている体育館で全校児童の歓迎を受けました。岡田小のピアノは、戦後まもなく製造された「500号」と呼ばれるもので、河合楽器の創業者河合小市氏が手がけた貴重なピアノです。地域住民の募金活動などで55年ぶりに修理されることになり、今年の5月からおよそ4カ月あまり浜松市の河合楽器の工場で全面修理が行われました。修理されたピアノは、先月26日にピカピカの新品になって岡田小に戻ってきました。全校児童は、美しい音色のピアノに再生してもらったお礼の気持ちをこめ、河合楽器の社長へ校歌のプレゼントをしました。河合楽器の社長の視察を受け、岡田小学校では、いつまでも、ピアノの美しい音色を伝えていきたいとの気持ちをあらたにしていました。

玉野の特産めざして 雑穀の収穫(玉野市)

玉野市が、特産品にしようと栽培に取り組んでいるキビやアワなど雑穀の収穫作業が行われました。
今日、収穫したのは玉野市山田の試験圃場で栽培しているキビとアワです。7月に種をまいたもので、黒田晋市長をはじめ市の農林水産課の職員や玉野市雑穀生産振興研究会のメンバーなどおよそ20人で刈り取っていきました。雑穀栽培は2年目になりますが、去年は台風の影響などでほとんど収穫できませんでした。今年は天候にも恵まれ、山田地区で取り組んでいる竹の炭を土に混ぜて土壌改良したことなどから収穫量も期待できそうで、陰干しをして12月に脱穀する予定です。また、他の圃場ですでに収穫している雑穀は、もちやクッキーなどに加工して来月30日にすこやかセンターで開かれる雑穀フェアーで販売します。これまで、玉野市では遊休地や転作水田を利用して雑穀栽培農家を募集し、今年は作付け面積がおよそ2ヘクタールにまで増えました。試験栽培最終年度の来年はさらに栽培を拡大したい考えで、市と農家などが連携しながら根気よく取り組むことにしています。

薗小児童が稲刈り体験(倉敷市)

倉敷市立薗小学校の5年生が、地域の人たちと稲刈りを体験しました。
薗小学校では、総合学習の時間を使い5年生が地域の人たちと米作りを学んでいます。学校そばの休耕田を利用し、薗地区まちづくり推進協議会のメンバーの指導で、これまでに田植えや案山子作りを行ってきました。およそ12アールの田んぼには、もち米の稲が実り、保護者や地域の人も一緒に参加して稲刈りをしました。児童たちは、刈り方の説明を受けた後、鎌を手に持ち、稲の根元から1株ずつ刈り取っていきました。稲刈りは初めてという児童が多いなか、徐々にコツをつかむとあっという間にすべての稲を刈り取っていきました。今年は、例年に比べて米の出来も良かったそうです。今後は、収穫した米でもちつき行うほか、正月用のお飾り作りをすることにしています。

料理人が福祉施設を慰問(倉敷市)

料理人が老人福祉施設を慰問し、入所者らに料理を振る舞いました。
慰問したのは倉敷市二子の宮本調理師紹介所共栄料理研究会です。倉敷市児島柳田町の特別養護老人ホーム「倉敷シルバーセンター」を訪れ、入所者や通所者たちおよそ150人に寿司と鯛の潮汁を振る舞いました。用意された寿司はカンパチやサーモン、シャコ、マグロなど9種類です。入所者たちには大変好評で新鮮な素材を使った握りたての寿司をあっという間に平らげていました。会場では料理人が目の前で寿司を握り、入所者がその寿司を御代わりするなど、料理人の味を堪能していました。共栄料理研究会には現在60人の会員がおり、調理師の育成や調理の研究をしています。その中で社会貢献活動として年に2回程度、市内の福祉施設や幼稚園などを訪問し、自慢の料理を振る舞い、食の楽しさを伝えるなどしています。

(最終更新 10/22-18:08)

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