記事入力 : 2008/10/23 08:20:23
海外有名ファッションブランド、韓国から撤退続出
韓国企業も次々と不渡り
衣料メーカーが長期不況の直撃を受けている。海外の有名ブランドが続々と韓国事業から手を引く中、韓国国内の婦人服、紳士服、子供服メーカーの中にも不渡りを出す企業が続出している。
22日に流通・ファッション業界が明らかにしたところによると、ロッテ百貨店に入店していた140の海外有名ブランドのうち五つのブランドが、今秋の売り場改装時に韓国事業から撤収した。マリナ・リナルディ、ア・プリオリ、バスラーなどが秋の売り場改変を契機として韓国事業を整理し、日本のブランド、ミキモトも韓国での事業を終了した。
韓国での売り場の数を減らす海外ブランドも増えている。海外の有名ブランドだけを扱うロッテ百貨店のAVENUEL(ソウル小公洞)に入店していたマーロは、この売り場から製品を撤去。またアンテ・プリマ、マックスマーラ、ミッソーニは、ロッテ百貨店蚕室店から撤収した。
韓国の衣料メーカーも、状況の深刻さは同様だ。ファッションネット、男性紳士服ブランドのトラッドクラブが不渡りを出したのに続き、最近ではマタニティ&ベビーブランドのベビー・ヒーローズが事業をたたんだ。ファッションネットの不渡りで、新世界百貨店に入店していた同社のファッションブランドのマリ・クレール、イージーエヌなどが撤収した。
トラッドクラブもまた、ロッテや新世界など主な百貨店から撤収し、ロッテ百貨店と新世界百貨店に入店していたベビー・ヒーローズも百貨店の売り場での取り扱いを中止した。
辛殷振(シン・ウンジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2008 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
- ウォン安と株安の悪循環 2008/10/23 09:59:10
- CDSプレミアムが過去最高に 2008/10/23 09:44:51
- 韓国株式市場、政府の対策も効果なし(下) 2008/10/23 09:23:16
- 韓国株式市場、政府の対策も効果なし(上) 2008/10/23 09:23:13
- 18行頭取ら、苦し紛れの自己救済策を発表 2008/10/23 09:00:36
- 銀行が規模拡大優先、リスク管理に失敗(下) 2008/10/23 08:39:59
- 銀行が規模拡大優先、リスク管理に失敗(上) 2008/10/23 08:39:37
- 海外有名ファッションブランド、韓国から撤退続出 2008/10/23 08:20:23
- 韓銀、中小企業支援枠を拡大へ 2008/10/23 07:23:38
- サムスン電子、米サンディスク買収提案を撤回 2008/10/23 07:15:26