2008年10月21日、19日付の「読売新聞」で報道された麻生首相の「ナイトライフ」を、「解放網」や「新聞晨報」など多数の中国メディアも紹介、連夜の飲み歩きで帰宅の遅い新首相を「歴代首相と違う“酒宴政治”を展開」と表現している。
記事は、19日付の読売新聞の記事「はしご酒も目立ちます…麻生流ナイトライフ」を要約した内容。
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まず、麻生首相は就任した9月24日から10月17日までの24日間で、25回の「夜のミーティング」を開催していると紹介。小泉元首相や安倍元首相、福田前首相の外出頻度や平均帰宅時間と比較、食事や飲酒の後に場所を変える「はしご」の多さも指摘して「毎晩帰宅が遅い新首相」と表現した。
また、読売新聞の見解と断った上で、「首相周辺が『息抜き』と説明している『はしご』は、会員制のバーなどで行われるため誰と会っているのかは定かではなく、『政界関係者との密会を重ねているのではないか』」とも紹介している。
男性も家事や育児などに積極的に参加することが一般的な中国人にとって“仕事の後にまっすぐ帰宅せず同僚と1杯”という習慣は、日本人男性を現す一種の固定観念と化しているが、麻生首相がそのイメージ強化に拍車をかけそうだ。(翻訳/HA、編集・愛玉)
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