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【社会】

静岡空港、3月開港遅れか 立ち木が航空法の制限超え

2008年10月22日 12時46分

 建設中の静岡空港の滑走路近くにある、航空法の制限を超える立ち木(手前)=22日午前11時41分、静岡県島田市で共同通信社ヘリから

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 来年3月開港予定の静岡空港で、空港西側の私有地に航空法の制限を超える高さの立ち木があり、静岡県は22日までに地権者と伐採の合意が得られず、滑走路を暫定的に短縮して対応することを決めた。短縮に伴う追加工事で開港が遅れる可能性があるという。

 県は近く、11月1日としていた工事完成予定日の変更を国に申請する。就航を表明している全日空(ANA)など航空会社の運航計画に影響が出そうだ。

 県などによると、立ち木数十本が滑走路の西端から約1400メートルの地点にある。県は伐採の交渉をしてきたが、地権者は空港建設に反対している男性で応じていない。測量もできず、立ち木が制限をどの程度超えているかも不明という。

(共同)
 

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