中国人民解放軍が自衛隊視察
中国人民軍の将校たちが兵庫県伊丹市の陸上自衛隊駐屯地を訪れました。日中友好の一環だということです。
午前9時、陸上自衛隊の伊丹駐屯地に見慣れない制服を身にまとった集団がやって来ました。
「中国人民解放軍佐官級訪日団」の一行で、21人の現役将校たちです。
これは笹川平和財団などが7年前から行っている研修プログラムで、中国人民解放軍と自衛隊の将校たちが安全保障交流を目的にお互いを訪問しています。
小泉元総理の靖国神社訪問などで政府レベルの日中関係が緊張した中でも中断することなく行われてきました。
一行は今後、神戸の「人と防災未来センター」や奈良の東大寺などを訪れる予定です。