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2008年10月22日(水) 19:20 |
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薬害肝炎、岡山で初の和解成立
今年1月に救済法が成立した薬害肝炎問題で、救済法の適用を求めるため提訴していた岡山の原告のうち1人の和解が成立しました。岡山では初めての和解です。
提訴していたのは岡山県内に住む40代の女性です。 この女性は1987年、県内の病院で出産時にフィブリノゲンを投与されたことが原因で、慢性肝炎になりました。 22日の裁判で、カルテなどで事実関係が明らかなため、国が責任を認めた上で、提訴から約4ヶ月、岡山では初めてとなる和解が成立しました。 和解の成立を受けて、この女性には救済法に基づいて国から2000万円の補償金が給付されることになります。 岡山弁護団では、現在裁判が続いている残る5人についても、できるだけ早い和解を目指したいとしています。
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