衝突後、音立てて低速走行 大阪ひき逃げ、タクシーが目撃大阪・梅田で会社員鈴木源太郎さん(30)が車に約3キロ引きずられ死亡したひき逃げ事件で、黒っぽいワゴン型の車が現場から500メートルほど西の逃走経路で、何かを巻き込んだような音を立てながら低速で走っていたことが23日、目撃したタクシー運転手の話で分かった。 目撃した時刻は事件発生の直後。犯行車両も黒っぽいワゴン型で、同一の可能性が高いとみられる。鈴木さんを引きずって走行する車両の目撃はこれまでになく、曽根崎署捜査本部はタクシー運転手の情報を重視、裏付けを急ぐ。 運転手の話によると、21日午前4時20分ごろ、JR大阪駅西側の大阪中央郵便局を通過した後、左前方の走行車線を「ガーガー」と何かを車底部に巻き込んだような音を立て、低速で走る黒のワゴン型の車を発見した。 タクシー車内で客がたばこを吸っていたため窓を開けていて音に気付き、不審に思った。車は黒いオイルのようなものをまき散らしていた。すぐ前方にトラックも低速で走っていたが、追い越そうとする様子もなく「徐行のような速度だった」という。
【共同通信】
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