鏡の前の自分
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おはようございます。
さっき、
カーラジオを聴いていたら「富士山」の話題が。
唐突だが、
僕は
まともに“富士山”を見たことがない。
いや、正確に言うと、
飛行機の中から、遥か遠く雲海の上にプリンのようにアタマを出している富士山なら、今まで何度も見ている。
しかし
例えば
銭湯の壁絵のような、
或いは
浮世絵のような
ド迫力で美しい
地上からの富士山は今まで見たことがないのではないか?
って事に気づいてしまった。
新幹線に乗ったときも
昔、友人と東名高速に乗ったときも、
“雲霧”に遮られて
「その姿」は眼前に現れてくれなかった。
39歳にもなるのに、
今まで海外も国内もそれなりにアチコチ行ったはずなのに、
地上からの富士山をまともに見た記憶がない……
これは衝撃的な気づきだった。
フジヤマ〜〜ゲイシャ〜〜〜
そう言えば、芸者も知らんわ……
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近隣寺院の「報恩講」が続いています。毎日お寺への移動で運転ばかりしてます。
今日は距離が離れた2つのお寺の報恩講が重なる日。
移動の車内ではCDを聴きながら。
CDの“竹内まりや”が唄う。
♪♪足りないもの数えるくらいなら
足りてるもの数えてごらんよ♪♪
ヘ〜イ。
ハンドルを握りながらCDに返事をしてしまう(^.^)
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昨晩、
京都の友人から電話がかかってきた。
久しぶりに近況を話したり、バカを言い合いながら、やがて電話を切った。
友人との会話の余韻を味わいながら、ホンワカしてきた。嬉しかった。
でも、
しみじみと
淋しさも込み上げてきた。
人生の中で、ほんの短い学生時代を共に過ごし、
その後それぞれの「道」をひたすら歩きながら、
やがて遠くなっていた。
道はミンナでは歩けない。
アナタはアナタの道。
私は私の道を。
当たり前だが、
やっぱり
みんな独りだ。
なんかセンチになってしまうのは秋のせいかしら?ウフッ♪
朝から
雪虫が舞っているよ。
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「誰にも迷惑かけないで生きる」なんて、有り得ない妄想なのだ。
繋がり・関わり合いの中に存在してるんだから、
むしろ
「迷惑かけてばかりの自分、お世話になってばかりの自分だったなぁ」
という一点に気付かないとダメだ。卑下ではなく事実として…。
例えば
人は生命活動を終えると(つまり亡くなると)、その亡骸は一気に腐敗へと向かう。
死臭…
その「臭い」ひとつを考えてみても、亡くなってしまった後のことまで、自分でどうにかなるものではない。残された「誰か」に、自分の「亡骸の始末」をお任せしていかなきゃならない。
僕が幼い頃、祖母が亡くなった。その遠い記憶の中に、祖母の遺体が安置された座敷内に漂っていた「ものすごい臭い」がある。
今は、ドライアイスやら葬儀社さんの技術で、なるべくその「臭い」は最低限まで抑えられているように感じる。
しかし、
今日の自宅での葬儀は……。
私より先に亡くなった方を「美化」して、「命を学ばせていただく」のではない。
私たちは
いつか、必ず、もれなく死ぬ。
そして
場合によっては
ものすごい死臭を漂わせるかもしれない。
今生きている、その裏側にはそういった「可能性」までもが含まれている。
だから、
ありがとうございました。今日の葬儀は大切な学びになりました。
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今夜は、自宅で亡くなった状態で見つかった方のお通夜だった。
警察の検死では死後4日くらい経過してるとのこと。
同居してたバアちゃんが数年に亡くなってからは独り暮らし。近所付き合いもあまりなかったらしく、僕も実はあまり知らない方だった。
身内だけで、自宅でひっそりとお通夜が営まれることになったので、
緊張しながら僕はご自宅に向かった。
そのお宅はウチのお寺から近いので、歩いて向かった。
自宅の玄関に入った瞬間から、突然の衝撃的な事実に、集まった兄弟や親戚の皆さん驚きや悲しみがものすごく伝わってきた。
独りぼっちで誰にも知られず亡くなっていたんだな…
ご法話をしながら、なぜか涙が込み上げて仕方なかった。
お通夜が終わり、お寺までの道を歩いて帰った。
夜空を見上げながら
みんな独りなんだ…、
そんな当たり前のことが
垂直になって迫ってきた。
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昨日の夜、なんかさびしぃぃ~~くなって、近所の本屋に立ち読みに出掛けた。そして、ある本を見つけてしまった。
それは、もうすぐ公開になる、綾瀬はるか主演の映画『ICHI』のノベライズ本と公式本が発売されていたのでアリマス!
いやぁぁ、ただでさえ「時代劇好き」の僕にとって、綾瀬はるかの「座頭市」だなんてっ!!
待ってました!ですよ、ホントに!
でも、映画公開になる10月25日は、報恩講シーズンのまっただ中で、11月3日のウチの報恩講が終わるまでは、見に行けないなぁ・・・・
と、思いながら、今日、夕食後から、『ICHI』のノベライズ本を読み始め、さっき読み終わった・・・・。
HPなどの情報で、キャスティングも分かっているから、その役の役者サンの顔を浮かべながら、「文字」の世界に没頭してしまった。
読み終わって、素直に「面白い!」と思える。
「女版の座頭市」だなんて、いったいどんなストーリーなのか、前からものすごく興味があったので、映画を見る前にストーリーが分かっちゃったけど、
やっぱり、綾瀬はるかがどんなふうに演じているのか、「殺陣(たて)」の評判もいいようだし、これらの「セリフ」をどんな風に言ってるのかなぁ・・・とか、益々見たくなってしまった。報恩講が終了したら、必ず見に行くと思います。
今まで「干物女」だったり「サイボーグ」だったりした彼女が、この時代劇としての「たたずまい」というか「雰囲気」どう見せてくれているのか。。
早くみたいぞ~~
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昨日は、
(最後に札幌兄貴一家が合流し)
一夜限りのKONO家全員集合となった。
13人と1匹…。
久しぶりに会った兄弟四人で、両親に金婚式お祝いの「寄せ書き」。
内緒で用意したプレゼントや花束。
こういう「宴(うたげ)」がスムーズに企画され実現するのは「兄嫁」たちの連携プレーだなぁ。(男四人兄弟だけではムリ!)
身内だけのこういうイベントには本当に慣れてなくて、しかもふだん両親と同居してる自分は終始照れくさいような、なんとも言えない気分だったッス。
でも、甥っ子の吹奏楽定演のDVDをワイワイ言いながら見たり、写真屋さんをよんで本堂で記念撮影をしたり。いつもは広いウチの中が、ぎゅうぎゅうの人口密度だった。
色気づき始めた中3の甥っ子に、PPFMのジャンパーやシャツやストールを気前よく!プレゼントしたり、甥っ子姪っ子たちにおこづかいをあげたりして「おじさん」ぶりをアピール。
料理クリエイターとして忙しい兄嫁さんとも会うのは10年ぶりで、料理の創作に関する裏話や近況も聞けた。
そんな
たった一夜限りの時間の中に
ウチの家族の今日までのドラマが凝縮されていた。
今日、
朝早くからお参りやら、法事やら、福祉施設訪問の日でお話に行ったりして、
夕方に帰宅。
みぃ〜んな帰ってしまったあとだった…。
昨日、「13人と1匹」で盛り上がった部屋を片付けたり、掃除したり。
頭の中で、昨夜のミンナの声や表情がぐるぐる回った。
廊下にモップをかけたら、「犬の毛」がフワフワまとわりついてきた。その毛を指で摘まみ、まじまじと眺めた。
ものすごく静かだ。
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