都城市山田町の一堂ヶ丘公園に咲くサクラ・・・実は、フユザクラと呼ばれるサクラで、名前どおりまさに、今の季節から花をつけるサクラなんです。こちらには、16本のフユザクラが、数日前から花をつけ始めました。秋晴れの空に薄いピンク色が映えます。ソメイヨシノに比べて、花も木も、ちょっと小ぶりなフユザクラ。現在は、5分咲き程度で、これから冬にかけて、見ごろを迎えるということです。
ついに、ガソリンが150円台に突入です。県内のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり157.2円と、半年ぶりに160円を切りました。石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均価格は、20日現在、1リットルあたり157.2円と、前週より、6.8円値下がりしました。全国平均は、157.4円で、宮崎は、山梨に次いで、全国2番目の下落幅となっています。ガソリンの平均価格の下落は、11週連続で、価格が150円台になったのは、今年5月12日の調査以降、約半年ぶりです。しかし、宮崎市内のガソリンスタンドでは、1リットル140円台で販売しているところもあり、価格競争が厳しさを増しています。県石油商業組合によりますと、価格競争のあおりを受け、廃業したスタンドは、今年4月から9月までの上半期で20件に上り、去年の同じ時期の2倍になっています。
地域の活性化を目的に、国が創設した、構造改革特区などの支援制度を、積極的に活用してもらおうと、22日、県庁で説明会が開かれました。この説明会は、地域限定で規制緩和を認める、構造改革特区などを担当する、内閣官房の事務局が、全国各地で開いているもので、県内の自治体などから、50人あまりが参加しました。22日は、まず、国の担当者が、制度のメリットや、申請の手続などについて説明した後、実際に、北海道で、国の支援制度を利用した事業に取り組んでいる、田中勝さんが講演しました。田中さんは、廃校を活用して、セミナーの開催などを行っていて、「提供するサービスや商品に、地域の特性を活かした付加価値をつけることが大切」と指摘しました。県内では、現在、構造改革特区が6件、地域再生計画が28件、それぞれ認定されていて、どぶろくの製造やグリーンツーリズムなど、様々な活性化策に取り組んでいます。支援制度の県の窓口となる総合政策課では、「雇用の創出にもつながるので、制度を有効活用して、地域を活気付けてほしい」としています。
宮崎市で開かれているアマチュアゴルフ選手権で、宮崎日大高校1年の宮澤亜衣選手が、準優勝に輝きました。大会は、男女別に行われ、女子の部には、将来プロを目指す、全国のアマチュアゴルファー124人が出場しています。このうち、宮崎日大高校1年の宮澤亜衣選手は、トップと2打差の3位タイでスタート。10番ロングホールでは、3打目をピン横2メートルにつけ、難なくバーディーを奪います。さらに最終ホールでは、グリーン手前から、チップインバーディー。この日、75で回った宮澤選手、他の選手がスコアを崩す中、トータル5オーバーで回り、準優勝に輝きました。(宮崎日大高校・宮澤亜衣選手)「勝ちを意識してしまって自分のプレーができなかった」「また練習して、また出直してきたいと思います」一方、日章学園1年の香妻琴乃選手は、ショットとパットに苦しみましたが、トータル6オーバー、3位タイに入りました。トップは、沖縄の高校1年生、県内関係では、この他、2人の中学生が13位に入っています。
森林セラピー基地を訪れる人たちに、広く活用してもらおうと、北郷町の蜂之巣公園に、11月1日に、大型のコテージがオープンすることになりました。この大型コテージは、森林浴に訪れるハイカーや、スポーツ合宿の団体客などの宿泊施設として、北郷町が、国の補助などを受け、総事業費約4500万円をかけて、蜂之巣公園内に建設を進めていたものです。完成したコテージは、木造2階建てで、延床面積は290平方メートル。地元の飫肥杉が、ふんだんに使われています。宿泊できる定員は32人で、8つある部屋には、それぞれ、木製の二段ベッドが配置されています。また、コテージには、電化製品を備えた調理室や、食事や研修に利用できる大広間の談話室も設けられました。また、施設内の温泉で、疲れをいやすこともでき、大型コテージの完成で、森林セラピー基地の活性化に、更に弾みがつけばと期待されています。大型コテージは、11月1日にオープンします。
宮崎市内で、高校を狙った学校荒らしが、相次いでいます。こうした中、市内の県立高校に侵入し、生徒の財布から現金1万6千円を盗んだ疑いで、19歳の少年が逮捕されました。捕まったのは、西都市の19歳の無職の少年です。警察などの調べによりますと、少年は、20日午後2時40分ごろ、宮崎市内の県立高校に侵入し、1年生の女子生徒の財布から、現金1万6千円を盗んだ疑いです。少年は、事件翌日の21日も、同じ学校に侵入していて、その姿を見つけた教師が、不審者として警察に通報、その後、警察では、逃走した車のナンバーなどから容疑者を割り出し、少年を、窃盗などの疑いで逮捕しました。調べに対し、少年は、容疑を認めているということです。今年4月以降、宮崎市内の高校ばかりを狙った学校荒らしが、宮崎南警察署管内で、10件ほど発生していて、警察で、他の事件との関連についても、慎重に調べを進めています。
えびの市にあるグリーンパークえびのでは、コスモスが満開となり、訪れた見物客の目を楽しませています。「グリーンパークえびの」は、南九州コカ・コーラボトリングが運営していて、フラワーガーデンなど、憩いの場が広がっています。33ヘクタールの敷地には毎年、600万本のコスモスが植えられ、観光スポットとしても人気です。今は、8月上旬に植えつけた、コスモス360万本が満開となっていて、赤やピンクなど、色とりどりのコスモスが一面に広がっています。10月末には、9月上旬に植えつけた240万本のコスモスが見ごろを迎え、26日、日曜日には、カヌーや、そば打ちの体験会なども予定されています。「グリーンパークえびの」のコスモスは、11月上旬まで楽しめるということです。
日南市の油津赤レンガ館を会場に、知的障がい者たちの個性あふれる絵画や、陶器の展示会が開かれています。この作品展は、日南市の知的障害者更生施設「つよし寮」が、創立30周年を迎えたのを記念して開いているものです。市内の観光スポットにもなっている、油津赤レンガ館を会場に、寮生32人が製作した陶器や絵画、それに、書道など、約300点が展示されています。このうち、篠村利治さんが、粘土づくりから仕上げた陶器の車は、約40台の作品それぞれに、人の顔など様々な模様があしらわれ、訪れた人も興味深く見入っていました。会場には、施設の日常生活を紹介する写真なども展示され、福祉への理解を求めています。作品展は、日南市の油津赤レンガ館で、10月26日まで開かれています。
秋に花を咲かせる山野草の展示会が、宮崎市で開かれています。この展示会は、宮崎山野草の会が、毎年この時期に開いているものです。会場となっている宮崎市の九州電力ギャラリーには、ホトトギスやフジバカマなど、会員20人が育てた秋の山野草約200鉢が、展示されています。野生では、数少なくなった品種も多く、会員たちは、お互いに株分けしたり、種から育てて、苗を増やし、昔の秋の原野に見立てた鉢植えを仕上げたということです。秋の山野草展は、10月25日まで、宮崎市の九州電力ギャラリーで開かれ、期間中は、午前11時と、午後3時に、苗の無料配布も行われるということです。