22日夕方の東京外国為替市場で円は対ドル、対ユーロで一段高となった。16時半ごろ1ドル=98円87銭前後と前日の17時時点と比べて2円33銭の円高・ドル安水準を付ける場面があった。円が98円台を付けるのは10日以来。
円は対ユーロでも16時半ごろに一時1ユーロ=126円95銭前後と前日の17時時点に比べ7円24銭の円高・ユーロ安水準まで上昇した。126円台は2004年4月以来の水準。欧州時間に入り投資家が持ち高調整に伴う円買いを入れたとの指摘があった。欧州株が下落して始まっていることも円買いを誘いやすいという。〔NQN〕(22日 17:16)