石油情報センターが22日まとめた調査によると、20日時点のレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均)は前週比4.2円安い1リットル157.4円だった。下落は11週連続で、約5カ月半ぶりに150円台に下げた。原油価格の急落に加え、一部の石油元売り会社が10月から週ごとに卸値を変更。店頭価格の下げが加速している。
レギュラーは8月初めの過去最高値(185.1円)に比べ30円近く下げた。ハイオクは4.3円安い168.2円、軽油は3.5円安い144.0円だった。
原油価格の下落を受け、元売り大手の出光興産は20―26日のガソリン卸値(全国平均)を前週比で1リットル7.9円引き下げた。(22日 21:23)