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全日空社長、リニア新幹線対策で日航と連携検討

 全日本空輸の山元峯生社長は22日の記者会見で、東海旅客鉄道(JR東海)が計画中のリニア中央新幹線について「エアラインとしてもうひと勝負しなければいけない」と語り、日本航空と共同で集客策を検討する考えを示した。

 具体的な構想として、羽田空港と伊丹空港に共同カウンターを開設。両社の運航スケジュールを組み合わせて利用客を誘導すれば「30分おきのシャトル便が実現できる」と語った。

 現在の東京―大阪間の旅客数は新幹線が8割、航空が2割。移動時間を大幅に縮めるリニアは航空のシェアを奪う可能性がり、全日空と日本航空には危機感がある。(00:07)

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