2008年10月20日 (月) 15:22 MAJOR.JP
ア・リーグ優勝決定シリーズで王手をかけられてから連勝し、昨季のワールドシリーズ覇者にふさわしい戦いぶりを見せたボストン・レッドソックス。19日(日本時間20日)の最終戦でタンパベイ・レイズに敗れ、連覇の夢は散ったが、テリー・フランコナ監督は試合後もここまでの戦いぶりに胸を張っていた。
今季のレッドソックスは、フランコナ監督が「求めたとおりにはいかなかった」というように、故障者の続出などでたびたびベンチ入りメンバーの調整を強いられてきた。しかし「我々が負けたのは素晴らしいチームだった。この数カ月間は、今まで経験してきた中でも最高のものだった。選手たちがうなだれる理由など何もないんだ。今日の結果(シリーズ敗退)を受けても、その思いが変わることはない」と、指揮官は善戦した選手たちをたたえた。
この日の先発ジョン・レスター投手について聞かれたフランコナ監督は、「ジョンは最高の出来だった。全てのボールに力があり、変化球も切れていた。4回の失点は、(エバン・)ロンゴリアの打球がライン際の絶妙な位置に落ちただけだし、5回の(ロッコ・)バルデリのタイムリーもいいところに転がったものだった」と、7回3失点で今シリーズ2敗目を喫した左腕を擁護。また、1点を勝ち越された直後の6回の攻撃で、1死一塁から一塁走者のダスティン・ペドロイア二塁手が盗塁に失敗して三振ゲッツーとなったことについては、「あそこは一、三塁にできるチャンスだったし、2点取れる機会はこのゲームでほとんどなかった。(逆転の)好機だと思ったのだが、うまくいかなかった」と采配ミスを認めた。
by MAJOR.JP編集部
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(10月20日 17時26分 更新)