県病院事業局は21日、常勤医師が1人となり4月から分娩(ぶんべん)の取り扱いを休止していた県立須坂病院の産婦人科に関して、11月から新たな産科医師が着任することを明らかにした。来年3月から分娩が再開される見通しとなった。
県によると、医師は県外から赴任する。同局は「即戦力ドクター」としながらも、医師の性別や出身地などの詳細は明らかにしていない。22日に村井仁知事が記者会見し、正式に発表する。
須坂病院は須高地区で唯一の分娩施設。昨夏まで2人いた常勤産科医が1人となったことから、4月から分娩の取り扱いを休止していた。【神崎修一】
毎日新聞 2008年10月22日 地方版