世界地質遺産への申請候補となった北海道の洞爺湖と有珠山の周辺地域 「地質遺産」候補に3地域 洞爺湖有珠山や糸魚川など科学的に貴重な地質や地形を持った自然公園「世界ジオパーク(地質遺産)」への国内初の登録を目指し、日本ジオパーク委員会は20日、「洞爺湖有珠山」(北海道)、「糸魚川」(新潟)、「島原半島」(長崎)の3地域を候補地として申請することを決めた。 同委員会によると、申請先は国連教育科学文化機関(ユネスコ)が支援して2004年に設立された世界ジオパークネットワーク(パリ)。早ければ、来年夏にも登録が決まる見込み。 地質遺産は、保護が主目的の世界遺産とは異なり、教育や研究、観光面での活用も重視されるため、登録による地域活性化が期待されている。 候補地には3地域のほかに「山陰海岸」(京都、兵庫、鳥取)、「四国(室戸地域)」(高知)も名乗りを上げていた。
【共同通信】
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