岡山放送局

2008年10月21日 18時48分更新

地物マツタケの出荷


岡山県内有数のマツタケの産地として知られる久米南町で地物のマツタケが採れはじめ、地元の集荷場に集められています。

久米南町では、先週末から地物マツタケの収穫が増えはじめ、地元の弓削松茸組合の集荷場にはこのところ連日、10キロほどが集まっています。

21日も、午前中に収穫された香りの高い地物マツタケ大小あわせて250本あまりが持ち込まれました。
そして、形や大きさかさが開いているかなどを品質ごとに選別して、箱に詰める作業が行なわれていました。

この組合では、ほとんどのマツタケを常連客らからの注文に応じて宅配便で直接販売していて、大きさのそろった最上級の物は1キロあたり8万円ほどで販売されていると言うことです。

岡山県林業試験場によりますと、県内産のマツタケは、極端な不作だった去年に比べ、ことしは8月下旬の雨など天候に恵まれたことなどから、例年並みの収穫が期待できそうだということです。

組合代表の榊原東一さんは、「これから雨が降れば、さらにたくさん入荷し、今月いっぱいは続くと思います」と話しています。