岡山放送局

2008年10月21日 18時48分更新

マンション屋上から空き巣

住居侵入で逮捕されていた男が、岡山市内の4階建てのマンションの屋上からベランダに降りたうえ、鍵のかかっていない窓から空き巣に入ったとして21日、再逮捕されました。
警察ではこの男が、同じような手口で、およそ100件の余罪があるものと見て捜査を進めています。

再逮捕されたのは、富山県富山市上大久保の無職、堀之内秀一容疑者(43)です。

堀之内容疑者は住居侵入の疑いで今月10日に逮捕・起訴されていました。

その後の調べで今月8日、岡山市内の4階建てのマンションの屋上から4階の部屋のベランダの手すりに足をかけて降りたうえ、鍵のかかっていない窓から部屋に侵入し、現金3万5500円を盗んだ疑いが強まり21日、再逮捕されたものです。

これまでの調べで、堀之内容疑者は、ことし8月ごろから岡山に滞在し、3階や4階建てのマンションの最上階の部屋を狙って空き巣に入っていたと供述していて、同様の手口で県内や大阪でおよそ100件の犯行をほのめかしているということです。

調べに対して堀之内容疑者は、「3、4階建てのマンションの上のほうは鍵がかかっていなくてやりやすかった」などと供述しているということで、警察では余罪があるものとみて捜査を進めています。