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李大統領側近の訪朝、北側が拒否

金光琳議員は訪朝許可

 李明博(イ・ミョンバク)大統領の側近とされるハンナラ党の鄭斗彦(チョン・ドゥオン)議員の訪朝が中止となった。鄭議員は今月29日、チャーター機で平壌を訪問し、南北の合弁会社である平壌大麻紡織の工場の竣工式に参加する予定だったが、北朝鮮側が訪朝を許可しなかった。北朝鮮側の民族経済協力連合会(民経連)は20日深夜、韓国側の出資企業である大麻紡織(慶尚北道安東市)にファクスを送り、「鄭議員の訪朝は許可できない」と通告したという。

 また、鄭議員に同行する予定だった同党の議員らのうち、権寧世(クォン・ヨンセ)議員の訪朝も許可されなかったが、一方で金光琳(キム・グァンリム)議員は北朝鮮側から招待された。金議員は「合弁事業を行う大麻紡織が選挙区の安東にあり、また財政経済部次官に在職中、南北経済協力委員会の韓国側委員長を務めたため、北朝鮮側が訪朝を拒否しなかったのだろう」と述べた。

ユン・ジョンホ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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