長崎放送局

2008年10月21日 21時7分更新

ジオパーク候補地祝福のたれ幕


地質学上貴重な場所として保護され教育や観光などにも活用される「ジオパーク」の国内候補地に20日、島原半島が選ばれたことを祝う垂れ幕が島原市役所などに掲げられました。

 垂れ幕は島原市役所と有明支所の2か所に掲げられました。
 このうち、島原市役所には21日午前中、島原半島がジオパークの国内候補地に選ばれたことを祝う長さ7メートル幅90センチメートルの垂れ幕が庁舎に掲げられました。
 一方、島原半島ジオパーク推進連絡協議会の事務局がある、雲仙岳災害記念館の玄関にも、リボンで飾られた国内候補地決定を祝う看板が設置されました。
 事務局では、ジオパークの世界的な認定に向けて養成しているジオパークボランティアガイドの次回の講座に向けて、職員が資料を作成するなどの作業に追われていました。
 島原半島ジオパーク推進連絡協議会の杉本伸一事務局長は、「世界ジオパークネットワークの現地調査団の受け入れにむけて今後も準備を進めていきます」と話していました。