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競売で「半値マンション」が続出

 住宅市場の不振に伴い、競売の開始価格が鑑定価格の半分にまで落ち込むマンションが続出している。

 20日に競売専門会社GGオークションが明らかにしたところによると、今月28日にソウル西部地裁で、Aマンション(ソウル市麻浦区桃花洞)の185平方メートル(56坪)の部屋が、開始価格4億4544万ウォン(約3489万円)で競売にかけられる。このマンションの鑑定価格は8億7000万ウォン(約6816万円)だったが、3回連続で流札となり、鑑定価格の51%という水準まで価格が落ち込んだ。Bマンション(ソウル市陽川区)の161平方メートル(49坪)の部屋も流札が続き、競売開始価格が4億960万ウォン(約3209万円)まで下落した。鑑定評価額は8億ウォン(約6267万円)だったが、これまでに流札が3回続き、結局ソウル南部地裁で4度目の競売にかけられることになった。Cマンション(京畿道竜仁市器興区)の211平方メートルの部屋も、鑑定価格は10億ウォン(約7834万円)だったが、競売開始価格は5億1200万ウォン(約4011万円)まで落ち込んだ。

卓相勲(タク・サンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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