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横浜市救急医療センター/新指定管理者の公募開始
- 政治・行政
- 2008/10/21
横浜市は二十一日、市救急医療センター(同市中区)の指定管理者の公募を開始した。十二月十日をめどに優先交渉権者を決定し、来年二月の市会第一回定例会の議決を経て三月に協定を結ぶ予定。新たな指定管理者は七月一日から業務を行う。
公募対象は、病院経営を行っている法人。指定期間は二〇〇九年七月~一四年三月で、年間の指定管理料の上限は一億六千六百万円(初年度は同一億二千四百五十万円)。
現在の指定管理者に選ばれている市病院協会による市の補助金不正受給をはじめとする不祥事が発覚したことから、評価項目に「コンプライアンス(法令順守)に関する取り組み」を加えたほか、第三者評価を受けることを条件とした。
同センターは初期救急や医療機関の情報提供などが主な業務内容で、一九八一年に開業。市病院協会は〇六年七月から十一年三月までの指定管理者に選ばれていたが、市は九月、一連の不祥事を受け、同協会を来年七月一日付で指定取り消し処分にしている。
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