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日本の重油支援を豪など肩代わり 北朝鮮向け、米国軸に調整
(10/21 18:35)


 政府は拉致問題に進展がないとして拒否している北朝鮮への重油20万トン相当のエネルギー支援について、オーストラリアやニュージーランド、欧州諸国の一部に肩代わりしてもらう方向で、米国など関係国と調整に入った。中曽根弘文外相が表明した核廃棄支援はエネルギー支援に参加しない代替措置と位置付けられ、政府の対処方針の大枠が固まった。複数の日本政府関係者が21日、明らかにした。

 これまでにオーストラリア、ニュージーランドが1000万ドル(約10億円)ずつ、合わせて重油3万トン余りに相当する資金提供を伝えてきた。英国などとも調整中で、それでも足りなければ米国と韓国も拠出を検討する。

 米韓が6カ国協議参加国以外にも対象を広げ、日本の肩代わりを打診してきた。6カ国協議は現在、核計画申告と核施設の無能力化を中心とする「第2段階」。政府は核廃棄の「第3段階」に向け、エネルギー支援を拒む代わりに核廃棄の資金や技術を支援することで、拉致問題の進展を促す。

 

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