「違法と知らず」拳銃輸入 沖縄米兵の妻を書類送検 (10/21 18:57)
米国から沖縄県内の米軍基地へ引っ越した際、米軍関係者が私物を送るのに利用する軍事郵便で拳銃1丁を輸入したとして、沖縄署は21日までに、銃刀法違反の疑いで沖縄の米軍キャンプ瑞慶覧に住む米兵の妻(52)を書類送検した。 この女性は同署の調べに「拳銃は14年前、父親の形見として母親から譲り受けた。弾もなく小さな古い銃で、輸入が日本で違法とは知らなかった。申し訳ないと思う」と反省しているという。 沖縄署によると、女性は夫が沖縄の基地へ配属と決まり、当時住んでいた米カリフォルニア州で自動装てん式22口径の拳銃1丁を引っ越し荷物に入れ、8月1日に非公用の軍事郵便で送ったという。 拳銃は同7日に成田空港へ。沖縄の米軍基地内の税関検査場で同11日、日本の税関職員が発見した。 |