松山市余戸南5、関谷ヤヨイさん(81)方の庭で、2カ所が動物の耳のように盛り上がり、まるで猫の顔のように見える富有柿が実り話題になっている。
柿は直径約6センチで、耳の部分は長さ約2センチ。関谷さんがフェルトペンで目を描いた。近くの川柳作家、関谷省三さん(77)は「あこがれた猫に変身できた柿」と一句。
同市は俳人・正岡子規の出身地。子規は「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠んだが、あまりの可愛いらしさに、食べるのはちょっと可哀そう?【柳楽未来】
毎日新聞 2008年10月21日 20時25分(最終更新 10月21日 20時36分)