君、ホラー映画の主役やんない?
文化祭といえば、お化け屋敷。あの青春の、甘酸っぱくもほろ苦い、つまり全部入り体験を、大人になっても追求し続ける職人がホラープランナー。人を恐怖のドン底にたたき落とす秘けつやいかに・・・。
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本物を追求し、恐怖心理を深く研究し続けている斎藤ゾンビさん。
これは職業なのか。そもそも彼らは人間なのか。ともあれ世を忍ぶ仮の姿で、デックス東京ビーチの「台場怪奇学校」を運営するのが、ホラープランナーの齊藤ゾンビさんと平野幽霊さん。
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人間の反応を見るのが大好きで、楽しいと話す平野幽霊さん。
「お化け屋敷をコンセプト段階から企画して、セットや小物の製作、運営や演出まで手掛けています。お化け屋敷は、怖い人形とか、脅かす仕掛けがキモって印象ですけど、それよりぼくらは設定やストーリーなど、土台作りに力を入れています」
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内装にも、すべて本物の廃材を利用するといったこだわりが!
いわく映画の演出、演劇の臨場感、ゲームのインタラクティブ性があるのだとか。
「お客さんを主人公にした芝居ですね。演出も、お客さんの動き方や、反応、来場の回数によって最高の恐怖が味わえるよう、毎回変えているんです」