千葉県船橋市立峰台小学校(末永啓二校長、児童696人)で、6年生の男児が給食のパンをのどに詰まらせて窒息死していたことが21日、分かった。市教委は給食時の安全徹底を各学校に通知した。
市教委によると、男児は17日午後0時45分ごろ、給食に出た直径約10センチの丸いパンを二つに割って一度に口に入れたところ、突然苦しみだした。廊下に出て洗面所で吐いたものの、再び苦しみだしたため救急車で病院に運んだが、同日午後6時15分ごろ死亡した。【清水隆明】
今回の事故について塩谷立文部科学相は21日の閣議後会見で「誠に残念な事故が起こった。まだ(事故状況を)詳しく聞いていないが、普通では考えられないことが起こっているので、詳細を確認した上で(対応を)検討する」と述べた。
毎日新聞 2008年10月21日 14時07分