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【政局2008】小沢氏、党首討論に出る?出ない?2008年10月21日 麻生太郎首相と小沢一郎代表による党首討論を開くかどうかをめぐり、自民、民主両党が神経戦を繰り広げている。次期衆院選に向け弾みをつけたい自民党が29日開催を要請しているが、早期の衆院解散を確約するよう求める民主党が回答を留保しているからだ。 自民党の大島理森国対委員長は20日、民主党の山岡賢次国対委員長との会談で、同党が22日の党首討論開催を小沢氏ののどの不調を理由に断ったことに触れ、「小沢氏が女性タレントと番組に出た姿が報道された。29日にはぜひお願いしたい」と迫った。 自民党が党首討論開催を迫る背景には、首相が自信を持つ「党首力」を党首討論で見せつけ、衆院選を優位に運ぶ狙いがある。 これに対し、民主党は「小沢氏はいつでもやると言っている」(幹部)と前向きな姿勢を示しつつも、開催受け入れを明言するには至っていない。 早期解散を求めている同党は「セレモニーのような党首討論より、解散すべきだ」(山岡氏)との立場。小沢氏も周辺に「選挙になれば毎日、党首討論みたいなものだ」と話しており、党首討論受け入れは、早期解散を促す材料でしかない。 ただ、党首討論は今年2回開催されただけで、相手も福田康夫前首相。麻生首相との対決は実現しておらず、拒否し続ければ、小沢氏が論戦に消極的との印象を与える恐れもある。 (後藤孝好)
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