2008年10月20日 21時12分更新
ことし6月までの半年間に旅行などで岡山県内に宿泊した外国人の数は、3万7000人あまりで、中国や台湾からの旅行客が増えたことなどから、去年の同じ時期より21%増えました。
国土交通省のまとめによりますと、ことし1月から6月までの半年間に、岡山県内に宿泊した外国人の数はのべ3万7680人でした。
この数は全国の都道府県の中で上から32番目ですが、去年の同じ時期と比べると21%増えていて、伸び率では全国で11番目でした。
国や地域別に見ると、韓国から訪れた人が最も多く7330人、次いで中国が4760人、台湾が4280人などとなっています。
これらの国や地域では岡山との間で、新たな航空路線の開設やチャーター便の運航が相次いでいて、その効果で旅行客が増えたと見られています。
岡山県は「外国の旅行代理店を招くなどの誘致活動の成果が現れたと考えている。これまではアジア地域に重点を置いていたが、今後はヨーロッパやアメリカの観光客の誘致にも力を入れていく」としています。