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中韓、アジア「アニメ漫画帝国」を河北に投資建設

2008年10月20日16時25分

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 国家アニメ・漫画産業発展(保定)基地が河北省保定市で19日、旗揚げした。中韓両国の計60億元に及ぶ共同投資による河北省2008年重点プロジェクト「アジア映像IT文化観光都市プロジェクト」の第一期工事着工に伴う河北アニメ・漫画産業基地定礎式も同時に開催された。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。

 保定市党委員会の宋太平・書記によると、保定市はここ数年、アニメ・漫画産業の発展を強力に推進しているという。アニメ・漫画関連の産業・学術・研究に携わる企業・機関は市内で100団体を上回り、漫画、イラスト、新聞雑誌、図書、アニメ制作、オンラインゲーム、携帯電話ゲーム、アニメ・漫画派生商品などの生産流通における各分野をカバー、巨大な市場活力を生み出している。国家新聞出版総署が今回、保定市での国家アニメ・漫画産業発展基地の建設を批准したことで、同市のアニメ・漫画産業発展に新しいチャンスがもたらされた。

 「アジア映像IT文化観光都市プロジェクト」はアニメ・漫画、ゲーム製品、映像、IT、公演、観光、専門人材育成など各機能を集めた一体型総合基地。河北大学、河北億万泰科技有限公司、保定市北市区政府、韓国福楽映像株式会社が共同で建造する。プロジェクト占有面積は約267ヘクタール、投資総額は60億元、三期に分けて開発が進められる計画。

 韓国福楽映像株式会社によると、同プロジェクトには中国、韓国、日本、米国、スイスなど各国の企業が関わっており、今後さらに多くの投資機関や海外の映像IT企業が参与する見通しが高いという。同プロジェクトをベースとして、映像IT産業と観光業の有機的結合を実現させ、保定市に映像IT文化観光都市を築き上げることを目指している。

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