来年は平均1ドル=1055ウォン、米調査機関予測
【ソウル20日聯合】対ドルのウォン相場が外貨流動性問題でこのことろ急落しているが、来年は平均1ドル=1055ウォンになるとの見通しが示された。
韓国貿易協会が20日に入手した資料によると、米調査コンサルティング会社のグローバルインサイトはこのほどニューヨークで開かれた世界貿易に関するセミナーで、韓国の来年の為替相場を1ドル=1055ウォン、国内総生産(GDP)成長率を2.9%と予測した。今年については為替相場が1035ウォン、GDP成長率は3.9%になると分析している。昨年の929ウォン、5%成長と比べると、今年だけでなく来年もウォン安、低成長は避けられないというのがグローバルインサイトの評価だ。
貿易協会側は「為替相場が1300ウォン台まで下がったのは明らかに何かが間違っている。来年は1055ウォン台さえ維持すれば株式市場も回復し、韓国経済もある程度安定を取り戻すだろう」と話している。