2008年10月19日 (日)

『CHICAGO』 米倉涼子 和央ようか 河村隆一 赤坂ACTシアター

Dscn4388 赤坂ACTシアターでミュージカル『CHICAGO』を観てきました。
 レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼダ=ジョーンズ、リチャード・ギアで映画化された時に、映画版を見ました。と言っても映画館には足を運んだわけではなくて、DVDの発売を待ち構えて発売と同時に買って、見たのですが。映画版の、リアルな世界と空想の舞台の世界を行き来する演出は斬新で、舞台版のオリジナルのミュージカルは、いったいどんな風になっているのだろうと興味を持っていました。
 今回、日本人キャストによる上演があると知り、迷わずチケットを購入しました。


『CHICAGO』プログラム・ケース アンサンブルのスタイルの良さと、ダンスの格好良さが抜群です。女性のスタイルの良さは言うまでもないですが、男性のひきしまった筋肉美も格好良いです。フォッシースタイルというダンスだそうですが、動きを抑えたダンスもまた趣があるなぁと思いました。
 主役、米倉涼子も、スタイル抜群です。さすが「女優さん」です。演技が文句なしであるのはもちろん、歌もダンスも頑張っていました。
 映画版のレニー・セルウィガーが演じたロキシー・ハートに比べると、ちょっと馬鹿さ加減が足りない感じがしました。映画版のロキシー・ハートは、少しおバカだけれど、かわいい女という風に感じましたが、米倉涼子のテレビでのイメージが残っていて、米倉演じるロキシー・ハートは「ホントは私は賢いのよ」という雰囲気を感じてしまいました。
 和央ようかは、この舞台で初めて知りました。宝塚の男役のトップスターだった女優さんだそうです。そのことを知って舞台を見ていると、歌が宝塚の男役風の歌い方が随所に現れていました。
 河村隆一は、歌手だけに歌は上手ですが、ミュージカルの歌としては表情に乏しいのではないかと思いました。キャラクターもあまり役作りがされていない感じで、素の河村隆一なのではないかと思ってしまうようなところがありました。正義や真実よりも金や名声が大事というダーティーな部分が、あんまり際立っていませんでした。もっとギラギラとあくどい感じが出たらよかったと思いますが、どうでしょう。
 大澄賢也は、一幕終わってどこに出ていたかわかりませんでした。二幕になってやっとロキシーに殺されたフレッド・ケイスリーが大澄賢也だったことがわかりました。気が付いてから注目してみると、さすがに大澄賢也のダンスは素晴らしかったです。
 看守のママ・モートンを演じた田中利花は、映画版のママ・モートンほどあくどいキャラクターではなかったのですが、あとになってプログラムを読んでいたら、そのキャラクターは演出家の意図したものだったようです。存在感のあるキャラクターであったことには違いがありません。
米倉涼子和央ようか
 プログラムは2500円。4分冊でケースに入っています。ケースのデザインが2種類あって、中身は同じだということでしたので、私は上の写真の黒地に赤文字のケースに入ったプログラムを買いました。もう一種類の方は赤地に黒文字です。プログラムの4分冊の構成は、米倉涼子、和央ようか、河村隆一の紹介が、各1冊づつの別冊になっていて、通常の物語や解説などと3人以外のその他の出演者の紹介などが載っているプログラムと分かれています。
河村隆一プログラム
 その他、グッズもいろいろなものが売っていましたが、私はエコバッグ1000円を買ってしまいました。(いつ使うんでしょう?!)
『CHICAGO』チケット 今日の席は2階席。右側のブロック。D列なので前から4列目です。まぁ、観難くはなかったのですが、役者の表情はオペラグラスを見ないとよくわからないぐらいの距離でした。もう少し近くから観たかったです。残念。
出演
ロキシー・ハート米倉涼子ヴェルマ・ケリー和央ようか
ビリー・フリン河村隆一看守ママ・モートン田中利花
フレッド・ケイスリー大澄賢也エイモス・ハート金澤博
メアリー・サンシャインH.Masuyamaフォガーティ巡査長/判事中尾和彦
陪審員黒須洋壬ハリソン坂元まさる
アーロン大谷健ハリー神谷直樹
廷吏坂元宏旬スウィング那須幸蔵
スウィング仙名立宗ごんどうけん
リズ森実友紀アニー原田薫
ジューン濱中優美ハニャック白木原忍
モナ宮菜穂子ゴー・トゥ・ヘル・キティ杵鞭麻衣
スウィング石塚智子スウィング鴨志田加奈

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2008年10月13日 (月)

佐原の大祭 山車

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佐原の大祭 観光渡し船

佐原の大祭 観光渡し船佐原の大祭 観光渡し船
佐原の大祭 観光渡し船佐原の大祭 観光渡し船
佐原の大祭 観光渡し船佐原の大祭 観光渡し船
 川面を渡る風が、とても心地よく、快適な時間を過ごしました。
 前々からこのような船に乗ってみたいなぁと思っていました。
 乗ってみたら、どこか既視感が……。去年のオランダ・ベルギー旅行ブルージュアムステルダムの運河めぐりと似ているような……。

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キッチン・パレット 日比谷シャンテ店

生ハム野菜サラダオムライス
とんかつオムライス
 帝劇で『ミス・サイゴン』を観た後は、「お得意」の日比谷シャンテ地下に行き夕食を食べてきました。
 「田舎者」なもので、日比谷シャンテ地下のような飲食店が集まっているところでないと、飛び込みで知らない店には入りづらくて……。
 今夜はオムライスの店に入りました。「ポムの樹」の系列店のようです。
店内風景オニオンスープ

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『ミス・サイゴン』 別所哲也 新妻聖子 照井裕隆 帝国劇場

 今シーズン4回目の『ミス・サイゴン』を観てきました。今日のエンジニア役は別所哲也です。
 私と家内のふたりの間では、『レ・ミゼラブル』のジャンバルジャンは別所哲也がイチバンという評価になっています。別所哲也の演技は最上級と信じています。そんな別所哲也のエンジニアはどのようになるのか期待をふくらませて帝劇に足を運びました。
 市村正親を除いた今シーズンの3人のエンジニア役の俳優、筧利夫、橋本さとし、別所哲也を比較するなら、市村正親をオリジナルとすると、そのオリジナルから一番離れた、個性的なキャラクターを作り上げているのが別所哲也だと思います。へらへらとしたお調子者的要素が少なくなっていて、その分、どん欲さに富んでいるキャラクターになっていました。橋本さとしの演じるエンジニアはチンピラのようなキャラクターが良かったと思いますが、別所哲也はチンピラよりももっと怖い男を感じさせました。
 キムは新妻聖子。17歳の少女を演じるには少し年を取り過ぎているのかもしれません。1幕前半の17歳の場面では、少女っぽさが欠けるようにも感じましたが、歌は素晴らしいです。新妻聖子はレ・ミゼラブルでしか観たことがありませんが、エポーニーヌの時よりも数倍歌が素晴らしく思いました。期待の曲、期待のフレーズを、待ち構えていると、その期待を裏切らない表現力あふれた歌唱で満足させてくれました。
 今夜の一番の期待でもあった照井裕隆クリス! 最高でした。今年、藤岡正明と原田優一のクリスを見ましたが、照井裕隆が私の好みではイチバンでした。 声も良くのびて通る美しい声で、若々しい青年らしいキャラクターになっていました。少年ぽさは無く、大人の男としての青年に仕上がっていました。

今日の出演者
エンジニア別所哲也Misssaigon1011
キム新妻聖子
クリス照井裕隆
ジョン岸祐二
エレン鈴木ほのか
トゥイ神田恭兵 *
ジジ菅谷真理恵
タム寺井大治
青木真由子安藤由紀
唐沢美帆佐々木由布
園田弥生浜田順子
穂積由香 *水野里香
赤座浩彦麻田キョウヤ *
板垣辰治 *猪原光浩
植木達也片根暢宏
菊地まさはる *五大輝一 *
小森創介櫻井太郎
佐野信輔島田邦人杉野俊太郎鈴木雄太高原紳輔高山光乗
土屋研二 *土倉有貴野島直人 *羽山隆次藤田光之 *星潤
『ミス・サイゴン』10月11日K列22番 今日の席は1階K列21番、22番。4回目にして、一番良い席に当たった感じでした。オペラグラスを使わなくても表情がかろうじてわかるかな、という程度の舞台からの距離でした。カーテンコールのブーケ投げは、全然飛んで来ませんでした。もう数列前でないと、飛んでこないようですね。

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2008年10月 8日 (水)

佐原の大祭 秋祭り

 JR橋本駅に置いてあったチラシをもらってきました。

佐原の大祭
 このチラシにも書かれていましたが、料金が割引になっている「びゅう」のパックプランがあったようです。このプランを使えば、新宿発着でおとな5800円でした。(フリーコース) しかも昼食付きの値段です。もうすでに買ってしまった通常の切符は往復の特急券+乗車券だけで7400円だったのでこれはかなりの割引です。先に知っていればこのパックプランのチケットを買ったのにぃ……!これから切符を買おうとしている人は、駅の「びゅうプラザ」へ行って聞いてみましょう!
佐原の大祭

■香取市ウェブサイト:佐原の大祭

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2008年9月21日 (日)

フォーシュン (ららぽーと横浜)

 クルマで外出したついで(?)に、少し遠回りして、足を延ばしてららぽーと横浜までランチを食べに行きました! 梅蘭やきそばが食べたくなって、2階のフードコートに行きました。梅蘭やきそばは、けっこう売れていたようです。ちょっと周りを見回しただけでも、数人の人が食べていました。
 家内は韓国料理「吾照里」の「アリラン・セット」(石焼ビビンバ+冷麺+スンドゥブチゲ・それぞれハーフサイズ)を注文。もう一品「トッポッキ」を頼んで、2人でシェアして食べました。「トッポッキ」は激辛です。確かにメニューに「辛」と書かれていたのですが、ふたりして「辛い辛い」と言いながら食べました。美味しかったです。「トッポッキ」は、ららぽーと横浜がオープン間もない頃に、ひとりで見物に来たときにも食べたのですが、こんなに辛かった記憶はなかったのですが。

梅蘭
梅蘭やきそば梅蘭やきそば
吾照里
「アリラン・セット」(石焼ビビンバ+冷麺+スンドゥブチゲ・それぞれハーフサイズ)韓国屋台風トッポッキ

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2008年9月 1日 (月)

新横浜ラーメン博物館

新横浜ラーメン博物館・入場券 新聞販売店から購読者サービスとしてもらった新横浜ラーメン博物館の入場券。有効期限が8月末日までだったので、上野でフェルメール展を観た後に新横浜へ移動し、新横浜ラーメン博物館に行ってきました。最後に行ったのは何年前だったでしょうか。少なくとも10年以上は足を運んでいません。本当に久しぶりに入館しました。
 久しぶりに入りましたが、館内の風景は10年前と変わらず、何だか安心しました。
新横浜ラーメン博物館 1時頃に入館しました。館内のラーメン店は、どの店も行列が出来ていました。「どの店に入ろうかなぁ……」と混雑具合を見回して、10分待ちだった旭川ラーメンの『蜂屋』の入店待ちの行列に並びました。

旭川ラーメン『蜂屋』
しょうゆラーメン(ミニ)タンメン(ミニ)
旭川ラーメン『蜂屋』旭川ラーメン『蜂屋』旭川ラーメン『蜂屋』
 旭川ラーメンと言えば、2006年6月に行った北海道旅行で立ち寄った「あさひかわラーメン村」を思い出します。旭川ラーメンは魚介系のスープが特徴のようです。『蜂屋』のラーメンの、ほのかな苦みが口に残るようなスープは、あさひかわラーメン村で入った『青葉』のラーメンの味を思い出させました。
博多『ふくちゃんラーメン
ミニラーメン(とんこつラーメン)紅しょうが
にんにく
 『蜂屋』に続いて、入ったのが博多ラーメンの店『ふくちゃんラーメン』。何と30分待ちの行列でした。

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小堺クンのおすましでSHOW 23 85-08

シアターアプル 今年の公演、2回目の観覧に行ってきました。30日土曜日の公演を観てきました。
 テレビのお笑い番組が好きな実家の父に、『おすましでSHOW』を見せてあげたいとずっと思っていたのですが、なかなか2回分のチケットを取ることができなくて実現できませんでした。今年も、シアターアプルのダイレクトメールでの申し込みのほかに、チケットぴあに申し込んで2回分のチケット獲得にチャレンジしました。今年は、運が良かったのか、チケットぴあでもチケットが確保できました。
歴代のチラシが飾ってありました 実家の父を誘ったら、喜んで行くと言っていた父ですが、最近腰痛がひどくなってしまい「長時間劇場の座席に座っているのはつらい」と言い出してドタキャンされてしまいました。
 それで、1回目の観覧と同じく、家内とふたりで観に行ってきました。
 同じ年の公演を2回観たのは、今年が初めてです。
 驚いたのは、前回観た24日の日曜日の公演と、かなりの部分同じだったということです。アドリブ満載だと思っていた舞台は、実は綿密に計算された台本通りの匠の芸だったのです。毎回おんなじことをやっていても、それが初めて目の前で起きているハプニングの様に見せるのは、まさに名人芸なのだと思います。小堺一機の芸の巧みさに、感動しました。
 いままで15年間、ずっとアドリブ芸だと思っていたので、小堺一機の技(わざ)に、見事に惑わされていました。


ありがとう シアターアプル もちろん前回観た内容と100%同じではなくて、アドリブの部分も、そこここにありましたが、それにしても自分が思っていたよりもアドリブははるかに少ない量でした。特に、伽代子やあさりどのアドリブに見えた演技は、みな前回観たのと同じことを演っていました。実は、2回目を観るまでは、堀口文宏のボケは、天然ボケでホントに芸ができないのかとおもっていました。堀口文宏は、芸が成っていないから、もう「おすまし」をクビにしちゃえばよい……ぐらいに思っていたのに、あのボケは、計算された台本通りの演技だったのですね。自分はホントに「ナイーブ過ぎた、ど素人」だったのだなぁと、改めて自覚した次第です。

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2008年8月31日 (日)

マトリョーシカ 新宿ミロード店

マトリョーシカ 新宿ミロード店マトリョーシカ 新宿ミロード店
マトリョーシカ 新宿ミロード店マトリョーシカ 新宿ミロード店
マトリョーシカ 新宿ミロード店 7時開演(6時半開場)の『小堺クンのおすましでSHOW』を観に行く前に、少し早い夕飯を食べるためミロードに行きました。「マトリョーシカ」に入りました。ミロードの改装前に一度入店していますが、改装後は初めて入りました。以前より、少し店内は狭くなったような気がしますが、まだ日没前だったこともあり明るくきれいな店内でした。
 写真の5品(・ボルシチ・コラーゲン入りピロシキ・つぼ焼き・はと麦と緑のサラダ・飲み物)のセットは1780円。家内は、上の5品からピロシキが無い4品のセット1530円を食べました。
eまちタウンぐるなび食べログ地域ガイド:@nifty

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2008年8月28日 (木)

地域限定プリッツ(北海道限定・十勝あずき/広島県限定・お好み焼味)

地域限定プリッツ(北海道限定・十勝あずき/広島県限定・お好み焼き味) 地域限定プリッツが偶然にもふたつ揃ったので記念撮影!
 左側は、北海道みやげにいただいた北海道限定「十勝あずき」プリッツ。
 右側は、6月の結婚記念日旅行広島で買ってきた「広島風お好み焼き味」プリッツです。

 

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2008年8月24日 (日)

小堺クンのおすましでSHOW 23 85-08

小堺クンのおすましでSHOW 23 85-08 毎年恒例の『おすましでSHOW』。今年も観に行ってきました。
 第10回から通っていますので、14回、途中小堺一機の病気により公演の無かった年があるので、足掛け15年通い続けていることになります。……と言いたいのですが、実は1回だけ見に行けなかった年がありました。1999年は病気で入院してしまい、チケットを買ってあったにもかかわらず観に行けなかったということがありました。私のチケットは家内の友人に使ってもらい、家内は友人と一緒に99年の公演を見ました。と言うわけで、15年皆勤賞は、家内になります。
 シアターアプル入り口上の方のコマ劇場の壁面に大きな広告幕が張られていて、コマ劇場閉鎖の挨拶と今までの愛顧の感謝の言葉が書かれていました。ほぼ毎年通ったシアターアプルも今年限りで無くなってしまい、歌舞伎町にやってくるのも、この先もうそんなに無いかもしれません。


 今年の一幕、コント劇の物語は、シアターアプル閉館になぞらえて、閉鎖が決まったホテルの物語。もう一人従業員を集めれば、別のホテルで引き続き働くことが出来るという話を取り付けてきた従業員が、宿泊客の中から従業員になれるひとをリクルートしようと画策します。ちなみに、閉鎖が決まったホテルの名前は「ホテル・アプル」。
 ホテルに、新婚旅行のカップルらしい男女がやってきます。今夜の宿の予約をしていないために、あちこちのホテルで空室が無いか探し歩いて来たようです。大きなスーツケースを引きずって、花嫁のほうはご機嫌斜めです。花嫁は伽代子、花婿は松尾伴内です。
 ホテルの立ち退きを早めろと、やくざ風の男がホテルにやってきて、脅します。やくざ風の男は堀口文宏。
 伽代子演ずる花嫁は、そのやくざの顔を見て驚きます。中学の同級生だったのです。そして伽代子演ずる女性は、堀口文宏の初恋の相手だったのです。伽代子は堀口にやくざ稼業を辞めて別な仕事に就くように薦め、親身に相談に乗ります。そのうちに、伽代子は堀口に愛情を感じ、松尾と別れて堀口と新しい生活を始めることを選びます。堀口とふたりそろって去っていってしまった伽代子に、電話をする松尾。「僕は、ずっとここで君を待っている」……、そうして松尾はこのホテルで働かせてもらうことになり、めでたく(?)おしまい……、と言うような物語
でした。
 歌に、タップダンスに、サックスやトロンボーンの演奏などなど、いつものように盛りだくさんのステージです。
 マジックもいくつか披露していましたが、浮かぶテーブルはお見事でした。あれは、どうなっているのでしょう……。今日の私の座席は最前列の席だったのですが、その位置からだとマジックの種が見えてしまうものも……。伽代子が破り捨てた英字新聞が、きれいに一枚の新聞紙に復活する……というマジック、タネが見えちゃいました!
 テーブルクロスの上に載った食器を倒したり落としたりすることなく、一気にテーブルクロスを抜き去る芸。今回も披露したのですが、そのあとに、テーブルクロスを元に戻すという技も披露しました。あれも、どうなっているのでしょうか。マジックなのかな。
 休憩後の二幕でのトーク。以前にも聞いたネタが続きました。不機嫌なキャストのディズニーランドや、道で転んだ時のおばさんと若い女性との違いなどは、以前も聞いた話でした。2度目に聞いても、大笑いしましたけれど……。
小堺クンのおすましでSHOW 23 85-08 ダンサーの二人は、去年と同じふたりです。柳沢里奈は去年の「おすまし」を見た後にブログを書いているのを見つけて、それからたびたびチェックしていました。ブログを読んでいたおかげで、とても親近感を持ってダンスを見ることができました。もうひとりのダンサー、伊藤有希東宝芸能のホームページを見て、地球ゴージャスの「クラウディア」や「HUMANITY-THE MUSICAL」にも出ていた事を知りました。「おすまし」でのダンスを観る前から舞台の上の伊藤有希を観ていたことに気がついて驚きました。
 今日はVIPもたくさん観に来ていたようで、明石家さんまが観に来ていたそうです。テレビ出演の都合で一幕を見ただけで帰ってしまったそうですが。そのほか、キャイーンの二人も観に来ていたようです。休憩時間、VIP席の前を通りかかったときにキャイーンの隣に座っていた人と目が合ったのですが、宮崎美子に似ていたのですが……、ちょっと自信がないです。
小堺クンのおすましでSHOW 23 85-08 公演時間は休憩時間を入れて3時間55分の予定。ロビーに掲示されていた終演予定時刻は5時55分となっていました。しかし、今回もお約束のように時間が延びてしまい、終わったのは6時15分ごろでした。昼公演なので、終電を気にすることがないので、まだまだもっと小堺クンの面白い話を聞いていたい気分でした。
おまけ! チラシ・コレクション!
小堺クンのおすましでSHOW20 20 for …小堺クンのおすましでSHOW-21 「リトル・グランド・ウッズ」小堺クンのおすましでSHOW 22 スウィングしなけりゃ意味がナイ小堺クンのおすましでSHOW 23 85-08

 ブログを書き始めてからは、毎回チラシ画像と感想をブログに載せているのですが、チラシもこんなにたまりました! ブログを書き始める以前のチラシも、探せば引き出しの奥から出て来そうな気もするのですが……。

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2008年8月17日 (日)

『ミス・サイゴン』 橋本さとし 知念里奈 藤岡正明 帝国劇場

 また『ミス・サイゴン』観てきました! 今シーズン3回目の『ミス・サイゴン』です!

Misssigon
Misssigon817
 今年のお盆休みは3日ある休みのうちの2日が業務繁忙のため休日出勤になってしまいた。休みは金曜日一日と土曜日曜の3連休のみ。そのうちの土曜日には通院している消化器内科の検査の予約があって、行楽に行くこともままなりません。わたしと休みの都合が合わない家内は、私を放ってひとり帰省してしまいました。私はひとりで留守番です。そこでひとりで家でゴロゴロしているよりは、好きなミュージカルでも見てこようかと東宝ナビザーブで調べたら日曜日のマチネはまだ良席が空いているようでした。迷った揚句に、思い切ってクリック! 予定外に1回多く『ミス・サイゴン』を見ることになりました。
 今日のエンジニアは橋本さとし。最初のオーバーチュアから「火がついたサイゴン」あたりまでの演技では、個性的で他の役者の演じるエンジニアとは違った味のあるキャラクターになっているように感じました。若いチンピラ風のエンジニアで、これはこれで面白い解釈であろうと考えました。後半は、ついつい市村正親と較べてしまって、橋本さとしのエンジニアが活きていないなぁと思うところも。
 キムは前回(8月2日観劇)と同じく知念里奈。今日は、コンディションが悪かったのか、声が伸びないところ、高域が出ないところなど、気になるところが散見されました。本田美奈子はその音程はファルセットで歌っていなかったなあと思うようなところもありました。知念里奈は、けっこう限界ぎりぎりのところまで力を出して頑張っているのだなぁと感心しました。悪く言えば、余裕がない。そんな歌でした。
 クリスは7月19日に観た時と同じ藤岡正明。7月19日に観た時の感想で、藤岡正明のクリスをかなりこきおろしてしまったので、自分が書いた感想ながら、そこまで非難することもなかろうに……と反省していました。「今回は藤岡正明の良いところをたくさん見つけて帰るぞ!」と藤岡クリスに注目していました。歌として最適な声とはいえないかもしれないけれど、声自体は舞台向きの良い声だと再発見しました。ミュージカルでなく、ストレートプレイに出ても、よいのではないだろうかと思いました。歌としては、どちらかというと演歌向きのような、とても日本人的な歌唱法です。そこが私の好みに合わないので、ついつい厳しい点をつけてしまうのですが、ソロで歌っているときは、個性的な歌声です。キムとのデュエットはあまりきれいなハーモニーにならなかったようですが、2幕のエレンとジョンとのハーモニーはきれいな和音を響かせていました。藤岡正明の歌唱法ではハーモニーが美しくならないだろうというのが私の考えなのですが、そうでもないかもしれないと思わせる和声でした。
 鈴木ほのかのエレン。初演キャストの一人である鈴木ほのか。60年代のアメリカドラマの吹き替えのような声だなぁと感じました。日本人が普段話しているときには、こんな声は出さないだろうという、非日常的な声、そんな風に感じました。
 神田恭兵のトゥイは、カッコイイ! 声が良い。歌が上手い。好きです、こうゆう歌い方。
 前回発見したウェディングでのクリス「言葉がわからない」に応じてキムが「婚礼に唄う歌」と言うとクリスがキムの顔に振り向いて驚くという演技。前回の観劇で、この演技は、クリスにはキムと結婚するという意志もなく、結婚したということも理解していなかった、ということを示しているのではないかと考えました。今日の藤岡正明の演技では、驚いてキムの顔に振り返った後、クリスは納得したように深くうなづいていました。この演技では、クリスはキムと結婚したということをきちんと理解していそうでした。
今日の出演者
本日昼の部のキャストエンジニア橋本さとし
キム知念里奈
クリス藤岡正明
ジョン岸祐二
エレン鈴木ほのか
トゥイ神田恭兵
ジジ菅谷真理恵
タム首藤勇星
穴田有里伊藤麻美
宇都宮愛金城尚美
杉本朝陽中野祥子
藤咲みどり安田貴和子
石川剛上野聖太
大津裕哉奥山寛
海宝直人梶雅人
鎌田誠樹川口竜也
栗栖裕之近藤大介
四宮貴久清水裕明SINGO田崎悠人橋本好弘深堀景介
細見昌己本多剛幸水越友紀港幸樹横田裕市吉丸修一朗
 これまで見た3回と、今現在チケットを買ってある10月11日ソワレの、プリンシパルの配役は下の表のとおり。今日橋本さとしを見たことで、エンジニアは4人全部見ることになりました。キムは、ソニンが見れない。ソニンのキムは見てみたいと思っているのだけれど、もう一回観劇を増やすのも、財布が許しません! でも、また、誘惑に負けてぽちっとクリックしてしまうのかも……。
  7月19日 8月 2日 8月17日10月11日
エンジニア筧利夫市村正親橋本さとし別所哲也
キム笹本玲奈知念里奈新妻聖子
クリス藤岡正明原田優一藤岡正明照井裕隆
ジョン坂元健児岡幸二郎岸祐二
エレンRiRiKAシルビア・グラブ鈴木ほのか
トゥイ神田恭兵泉見洋平神田恭兵
ジジ菅谷真理恵池谷祐子菅谷真理恵

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2008年8月16日 (土)

ボンレスチキン (KFC)

ボンレスチキン 昼食にケンタッキーフライドチキンを食べました。最近発売で宣伝している骨なしオリジナルチキン「ボンレスチキン」を食べてみました。
 骨なしでも、クリスピーチキンみたいに、それなりの硬さがあるものと思っていたのですが、骨なしだから当たり前なのかも知れませんが、ふにゃふにゃしているのです。
KFC ほんとにオリジナルチキン・マイナス骨、イコール、「ボンレスチキン」なのでしょうか。「ボンレスチキン」の方が確かに食べやすいけれど、オリジナルチキンの方が「食べたぁ!」という気にはなれると思います。「ボンレスチキン」は、なんか、ボリュームが足りない感じです。

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2008年8月10日 (日)

ステーキのどん (相模原高根店)

カットステーキ250g
どんミックスサラダ
 今夜は外食ですませちゃいました。
 カットステーキですが250g、久しぶりに「がっつりと肉食ったぁ……!」という感じです。
 新聞折り込み広告についていた20%割引券をもって行きました。
 この手のファミレスの新聞折り込み広告に付いている割引券、最近多く見かけるようになったと思います。最近の物価高でファミレスの経営は苦しいという記事を読みました。各ファミレスで、客を呼び込むために苦労しているのでしょうね。
 日曜日の夕食時ということもあって、店内は満席。私が会計をして店を出るときは、2組ほど席の空くのを待っていました。

■ステーキのどん 相模原高根店
 住所:神奈川県相模原市高根1-6-1
 TEL:042-758-1162

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2008年8月 8日 (金)

北京オリンピック開会

開会式・日本選手団入場行進
開会式・日本選手団入場行進開会式・日本選手団入場行進開会式・日本選手団入場行進
 いよいよ、北京オリンピックが開幕です! 
 オリンピックの開会式は、テレビの前に釘付けですね。

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2008年8月 2日 (土)

『ミス・サイゴン』 市村正親 知念里奈 原田優一 帝国劇場

 2回目の『ミス・サイゴン』を観てきました。『ミス・サイゴン』を語るなら、市村正親のエンジニアを観ておかなければ語れない(!?)と、市村正親の公演を選んでチケットを取りました。今日は、その他のプリンシパルも岡幸二郎、原田優一、泉見洋平と、「ワタシ的」にはベストな配役で、素晴らしい歌声を堪能してきました。
 今日の座席は2階席。「せっかくのS席なのに2階席かぁ……」と観に行くまでは残念に思っていたのですが、2階席の前から3列目(C列)で、ほぼ真ん中の位置だったので、かなり見やすい席でした。舞台全体が見渡せて、前回の席からは死角となって見えなかった部分も今日はよく見えました。
 クリスを演じた役者は、昨年見た『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じた原田優一。去年観た時は、歌舞伎役者の女形のような美形の顔だちからか、強力なリーダーシップを持った革命のリーダーというよりは、アンジョルラスは軽率な戦闘計画で仲間を死に追いやった悪者ではないかと思わされました。そんな原田優一の演じるクリスは、GI姿がとても少年ぽく、キムを一瞬のうちに愛してしまうのも、あり得ないことではないという感じを受けました。声も美しく、聞いていて気持ちの良い歌を歌っていました。
 前回7月19日に観た時には気がつかなかったのですが、結婚式の場面で、「言葉が分からない」とクリスが歌い、キムが「婚礼に唄う歌」と応えると、クリスは驚いた顔をしてキムを振り返り見ました。クリスは、結婚式を挙げているつもりはなかったのかもしれない、と今日の舞台を見て思いました。そう思いながら、舞台を見ていると、「トゥイの侵入」のあとクリスが「なんてパーティだろ」と言う(歌う)パーティとは、結婚披露宴のことではなく、ただの友達が集まって騒ぐパーティを意味していたのではないかと思えてきました。
『ミス・サイゴン』8月2日マチネ 『ミス・サイゴン』を観るにあたって、初演のCDを買って聞き込んでいました。
 今日の知念里奈のキムは、良くも悪くも本田美奈子のキムの歌をお手本とし、本田美奈子が歌ったように歌っていたように感じました。聞き込んで来た初演のCDの歌以上の発見はありません。
 それとは対照的に、岡幸二郎は、岡幸二郎風のジョンになっているところが、技量のほどを感じさせました。岡幸二郎によって解釈されたジョンの歌声だと思いました。加えて黒く日焼けした顔が、精悍で格好良かったです。
 市村正親は、余裕のある演技で、アドリブもたびたび飛び出していました。「ホーチミン、ミン」などとおどけたりしていました。

今日の出演者
今日の出演者エンジニア市村正親
キム知念里奈
クリス原田優一
ジョン岡幸二郎
エレンシルビア・グラブ
トゥイ泉見洋平
ジジ池谷祐子
タム中西龍雅
穴田有里伊藤麻美
宇都宮愛金城尚美
杉本朝陽中野祥子
藤咲みどり安田貴和子
石川剛上野聖太
大津裕哉奥山寛
海宝直人梶雅人
鎌田誠樹川口竜也
栗栖裕之近藤大介
四宮貴久清水裕明SINGO田崎悠人橋本好弘深堀景介
細見昌己本多剛幸水越友紀港幸樹横田裕市吉丸修一朗

 去年の『レ・ミゼラブル』でマリウスを演じた役者だという先入観のせいかもしれないのですが、泉見洋平のトゥイも格好良かったです。歌も聞いて気持ちよい歌で、素敵な声でした。
 エレンに限っては、2週間前に観たRiRiKAの方がただ単に若いということでシルビア・グラブよりもあったいたのではないかと思いました。少年のように見えた原田優一クリスの若妻というには、ちょっと貫禄がありすぎるのではないかなぁと。「妻というより、お姉さんだよね」とは、一緒に行った家内の言葉でした。
 全般的に、今日の役者達はみな歌がうまくて美しい歌声に聞こえたのですが、実は2階席という座席位置がそのようにうまく聞こえさせたのかもしれません。去年の『レ・ミゼラブル』でも、2階席で観たときは音響がよく感じました。音がきれいに聞こえるのは、1階席よりも2階席なのかもしれません。
 舞台の最後、キムが自殺してしまった場面では、2階席ではあちこちからすすり泣きの声が聞こえてきました。
本田美奈子.メモリアルウィーク 「本田美奈子.メモリアルウィーク」ということで、1階2階各ロビーに置かれている、いつもは今後の舞台の宣伝映像を流しているテレビに、今日は本田美奈子.の映像が流れていました。その隣には、「リブ・フォー・ライフ美奈子基金」の募金箱が置かれていました。私もホントにわずかな額ですが募金箱にコインを入れてきました。

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2008年7月27日 (日)

炭火焼肉屋さかい 淵野辺店

 今夜は焼肉を食べてきました!

炭火焼肉屋さかい 淵野辺店炭火焼肉屋さかい 淵野辺店
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■炭火焼肉屋さかい 淵野辺店
 住所:神奈川県相模原市高根1-6-3
 TEL:042-730-2629
eまちタウン食べログ地域ガイド:@nifty

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2008年7月26日 (土)

『寝ながら学べる構造主義』 内田樹著

『寝ながら学べる構造主義』 内田樹著 ブログ『Letter from Yochomachi 』で紹介されていて、読んでみようかなと思ったのです。でも、新書1冊をアマゾンで注文すると、送料取られるので、「今度書店に行ったら探してみよう」と思って、すぐには購入しませんでした。先日、時間つぶしの気まぐれに通勤途中の書店に立ち寄った際、「そうだ、内田樹の新書を買おうと思っていたんだ!」と思い出し、書棚を探したけれど見当たりません。買おうと思う前は、書店で見かけていたのに、いざ買おうと思った時に立ち寄った書店には置いていない。マーフィーの法則にでもありそうなことです。
 内田樹のブログをいつも読んでいます。ブログも面白いです。テレビや、自分の周りの生活圏にいる人からは聞くことのできない、ユニークな視点での社会評論が新鮮です。
 そのブログに、近著の宣伝が書かれていました。『こんな日本でよかったね』という本です。略して『こんたね』。その宣伝読んで、「これと一緒に『寝ながら学べる構造主義』がアマゾンで送料無料で注文できる!」と膝を打ち、パソコンからカタカタ入力して注文しました。
 偶然ですが、予約注文していた「ハリポタ最終巻」『ハリー・ポッターと死の秘宝』と一緒に届きました。


 のべ数時間で読み終わりました。通院している病院の待合室で読み始め、通勤電車の行き帰り1往復半で読み終わりました。やさしい文章ですらすら読めますが、引用されている原文はかなり難解。「寝ながら学べる」かもしれませんが、飽くまでも入門書。この本で得た知識を基礎に、より詳しく説明した本を読まないと構造主義を理解したとは言えないようです。「あったいまえ」ですけれど、「これだけ読めばすべてわかる」とは謳っていないし、そんなことを謳っていたらその本はインチキなのかも。
 マルクス・フロイト・ニーチェから始まり、ソシュールを紹介。そして「構造主義の四銃士」の、フーコー、バルト、レヴィ・ストロース・ラカンをひとり1章づつ割いて解説しています。この系譜だけでも、きちんと構造主義を系統だって勉強したことなどない私には、ありがたい整理です。人文科学・社会科学系の一般書を読んでいれば、いやでもこれらの名前に触れるはずで、私もこれらの名前を何度となく目にしていたはずなのですが、彼ら構造主義者の思想的位置などまったく理解していませんでした。本書のまえがきで
私たちがあることを知らない理由はたいていの場合一つしかありません。知りたくないからです。
 より厳密にいえば「自分があることを『知りたくない』と思っていることを知りたくない」からです。
と書かれています。私もまた、構造主義を「知りたくない」という無意識の拒絶心があったのでしょうか。これはこれで、面白い設問ですが、まだ文章に書いて披露できるほど考えがまとまりません。ただ、無意識の拒絶が心の中にあったのかもしれません。「構造主義」は、自分にとってタブーとなるような主張を含んでいると、直感していたのかもしれません。
 本書を読んでいて、内田樹のブログや何冊か読んだ本に書かれていたことが、構造主義を基礎にしていたことが、改めてわかりました。構造主義を使うと、内田樹のようなユニークな視点で社会を見ることができるのかもしれないと、感心しました。
 本書を読み終わって、内容を振り返ってみると、不思議なことに「全部知っていた」という気持ちになりました。おかしな話ですが、構造主義なんてきちんと勉強したことはないのに、本書で出てくる考え方は、何もいまさら「新しい発見」と言ってありがたく思うものではなく、常識的なことのように思えたのです。
 本書の第1章で書かれているのですが、
いま私たちが生きている時代は「ポスト構造主義の時代」と呼ばれています。(中略)
 「ポスト構造主義期」というのは、構造主義の思考方法があまりに深く私たちのものの考え方や感じ方の中に浸透してしまったために、あらためて構造主義者の書物を読んだり、その思想を勉強したりしなくても、その発想方法そのものが私たちにとって「自明なもの」になってしまった時代(中略)だという風に私は考えています。
 という筆者の言う通りなのかもしれません。
 なぜ、「自明なもの」になっていたのでしょう。不思議です。学問的知見が、一般庶民の「常識」にまで浸透するその機構は、どうなっているのでしょう。知らぬ間に、それを当然と思っているなんて、「洗脳」されていたのでしょうか。
『こんな日本でよかったね』 一緒に買った「こんたね」は、まだ読んでいなくて、これから読むところです。でも、「こんたね」は、ブログが元になっているようですから、もうすでに一度読んでいる文章がたくさん出てくる(すべて読んだことのある文章なのかも……)
 「こんたね」の副題は「構造主義的日本論」です。構造主義を、少し意識しながら読めば、ブログで読んだ時とは別の新しい発見ができるかもしれない。そんな期待をもって、「こんたね」=『こんな日本でよかったね』を読んでみたいと思います。

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2008年7月20日 (日)

家族亭 日比谷店 (日比谷シャンテ地下2階)

親子丼 @ 家族亭 帝劇『ミス・サイゴン』の5時開演のソワレの終演予定時刻が7時45分でした。そこで霞が関9時22分発のロマンスカー『メトロホームウェイ43号』を予約しておきました。1時間以上もあれば、ゆっくりと夕食をとって、ロマンスカーに乗って帰れると計算したわけです。
 ところが昨日は終演が30分近く遅れてしまい、すっかり計画が狂ってしまいました。終演後帝劇の地下の飲食店街に行ってみたら、早々と閉店してしまった店ばかり。そこで、日比谷シャンテまで歩いて来て、地下の飲食店街の店で夕食をとることに。電車に乗るまでに30~40分しかありませんでした。「早く出来そうなところは、どこだろう……」と蕎麦屋さんに決めました。家内は、わんこそばと天ぷらの定食を注文。私は親子丼を注文。10分も待たずに料理が出てきて、無事予約した電車に間に合いました。
 (……って、飲食店の紹介に、全然なっていませんね)


家族亭日比谷店
TEL:03-3581-5871
所在地 : 東京都千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテ地下2F
営業時間 : 11:00~22:00(ラストオーダー : 21:30)
座席数 : 46席

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