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【社会】

「三浦元社長は他殺」 弁護側の病理学者が結論

2008年10月20日 16時22分

 【ロサンゼルス19日共同】AP通信によると、1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、サイパンからロスに移送され今月10日に自殺した三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の死因について、弁護人のゲラゴス氏は19日、弁護側が検視を依頼した病理学者が、自殺ではなく他殺だったと結論付けたと語った。

 ゲラゴス氏によると、遺体には、殴打されてできたとみられる傷が背中の深部組織にあったほか、首を絞められたことによってできた可能性がある血腫がのどにあった。これらの傷は、首をつって自殺した際にできる傷ではないという。

 ロス市警は11日の記者会見で、三浦元社長が市警の留置場でシャツを使って首つり自殺を図り死亡したと発表した。遺体は18日、安置されていた検視局から弁護側に引き渡され、関係者によると、弁護側は独自に遺体の検視や解剖を行う方針を示していた。

 

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