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独法サイト:改ざんされる アクセスでウイルス感染も

 独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(本部・川崎市)の公式サイトが改ざんされ、閲覧した最大約2000人のパソコンが、情報流出させられるウイルスに感染した可能性があることが分かった。実際の感染数は不明で、実害の報告はない。機構は改ざんされた部分の公開を停止し、ウイルス駆除を呼びかけている。

 機構によると、公式サイトの4カ所が7月30日~9月4日、中国や台湾、韓国のサイトを経由して改ざんされた。このうち、用語などの検索ページと一部関係者向けページの2カ所を閲覧すると、自動的に別のサイトへ誘導され、ウイルスに感染させられる仕組みという。

 ウイルスは、クレジットカードのデータなどを特定サイトに自動送信するものなど、少なくとも6種類。9月4日、通常は切らないサーバーの電源が切れたため内部調査し、改ざんが判明した。

 同法人は04年、旧石油公団と旧金属鉱業事業団を統合して設立。石油開発などの際、国内企業を資金・技術両面で支援している。【五味香織】

毎日新聞 2008年10月20日 12時47分(最終更新 10月20日 13時46分)

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