いまだに売っているPC-9801系互換機
な~んか、懐かしい雰囲気をまとっていませんか?
左のパソコンはエルミック・ウェスコムの「iNHERITOR」、右はロムウィンの「98Base-D」というマシンです。
どちらもアローラインは刻まれていないものの、80'sの日本パソコン界を席捲したNEC製PC-9801系互換機です。もちろん新品です。21世紀現在にPC-98って!? と驚きが隠せません。「iNHERITOR」はi486DXが製造中止となったために今年の9月28日でオーダーストップとなりますが、2006年いっぱいまでインテルが486系CPUを作っていた事実にもびっくりですよ。
気になるお値段は両方ともオープンプライス。決して安くない品でしょうが、実家の押し入れの奥に眠っている「電脳学園」やら初代「レッスルエンジェルス」やら「Viper」やら、恥ずかしい資産を生かせる最後のチャンスかもしれません。 (武者良太)
iNHERITOR[Elmic Wescom]
98Base-D[ROM-Win]
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- みんなが知らないパソコンの世界 from F's Garage2007.05.02 00:31
- 面白い記事を見かけました。 いまだに売っているPC-9801系互換機 >左のパソコンはエルミック・ウェスコムの「iNHERITOR」、右はロムウィンの >... 続きを読む
- 98互換機 from りおてく2008.05.26 22:56
- いまだに売っているPC-9801系互換機。元記事にあるように、2006年まで48... 続きを読む
5inch HDDがないってのは?わかってるのかわかってないのか。
特段5inch HDDにこだわる必要も無いのでは?HDDなんかリードライトとブートができればどれでもいいわけですし。
486系のCPUが無くなるから製造出来ないってのはアーキテクチャが変わった98互換機を新たに設計しなおす企業的な価値が見出せないってことだと思いますよ。
98シリーズも後期にはPentiumのったのも有ったし、HDDで言うならSASIにSCSI、IDEといろいろありましたしね。
ひょっとしたら5inch FDDのことを言いたかったのかな?
こういう機種って、ほぼ全て業務用なんですよね。
特殊なシステム中に使用され、専用インターフェースを使用し、ソフトもアセンブラかBASICでI/Oを直接アクセスするから、他のシステムに置き換えられない。
既に仕様を書いた人も開発した人も、あるいは作った会社も無くなってるんでしょうね。