2008年10月19日 21時49分更新
写真家の関口照生さんが世界各地を旅しながら人々の暮らしぶりや表情などを撮影した写真の展示会が倉敷市で開かれています。
「地球の笑顔」と題したこの写真展は、写真家で倉敷芸術科学大学客員教授の関口照生さんが世界じゅうを旅しながら、それぞれの場所で暮らす人々の姿を撮影した写真、60点が展示されています。
このうちミャンマー最大の都市ヤンゴンで撮影した写真は、現地の人が日焼け止めとして使っている木の粉を顔に塗りつけ、化粧のまねをしている少女のおどけた姿を捉えたものです。
また、キューバの市街地を走る窓のないバスのすき間から地元の人が笑顔を見せている写真は、貧しいながらも心豊かに暮らす姿が映し出されています。
このほか会場には、関口さんが旅先で集めた地元の人の生活用具や儀式に使うお面なども展示されています。
この写真展は、11月24日まで、倉敷市美観地区にある加計美術館で行われています。