先日,「(幼稚園・保育園や小学校の)先生たちが元気でいていただいて,こどもたちの元気を支えていただきたい」といったことを書いたのですが。
その理屈でいくと,患者さんたちの元気を支える私たち精神科医は元気であるべきだ,という論理展開になるはずです。
そんなわけで,私の思う「精神科医に求められる資質」をいくつか挙げてみようと思います。
- 度胸が据わっていること
- 情緒が(比較的)安定していること
- 人間に興味があり,人間が好きなこと
- 豊かな感受性を持ちつつ,どこか冷静でいられること
- 日本語・英語問わず,本や論文をを読むことを厭わないこと …
とりあえず,パッと思いついたのはこれくらいでしょうか…本当にあくまで私見ですけど,ね。
人間として,医師としてあたりまえのことも含まれている気がするのですが,精神科だからこそ求められる資質もありそうです。
また改めてゆっくり考えてみたいと思います。
将来精神科医になりたいと思う医学部受験生さん,医学生さん,そして臨床研修医さんのご参考になればいいのですが…。

↑ おかげさまでランクUP中です。応援よろしくお願いします♪
コメント
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精神科医の資質、ですか。私としては、これが役に立った、という資質というか、態度というか、は確かにあります。
面白がれること、です。
常勤医をしていたころは、入院の人たちも診ていましたし、救急当番もありましたし、よって、夜のcallもたくさんありました。でもそれは結構面白かったことが多かったんです。面白いというと、語弊があるかもしれませんが、ためになったんですね。
つらくても、夜にcallされてそれをおもしろがれるかどうか。どの診療科でもそうかもしれませんが。
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