October 20, 2008

たばこ税増税断固賛成

日刊スポーツのWEBを見たら
「たばこ税増税断固反対」の広告が出てた。

いま日本でたばこが一箱いくらか正確には知らないが、
たしか300円ぐらいでしょ?

私が最初に買ったたばこは「ラーク」だったけど
いまから30年も昔で260円した。
ほとんど値上がりしていない。

吉野家の牛丼だって30年してほとんど値段が違わない。

これはよくない。経済的にこれは異常だと思う。
ガソリンしかり、サラリーマンの給料しかり…。

私がアメリカに留学した最初の年、1982年、今から26年前
たばこは学生寮の自動販売機で一箱85セントだった。

いま、というかもう何年か前からニューヨークで
煙草を買うと一箱10ドルもする。
ガソリンは8年前と比べて3倍。

しかし私はそれでいいと思う。
いまから60年前と30年前の日本の物価を比較すると
そこにはもの凄い値上がりがある。
値上がりと同時に経済成長があるし、サラリーマンの
給料だって何倍何十倍とあがった。

私は21年前にアメリカに移住した。
日本から収入を得てアメリカに住むことが
いいと思った。これが大きな誤算だった。

日本の経済は停滞し、物価も上がらず、
その結果スライドしてあがるべき構造である賃金が上がらなかった。

アメリカの物価は正常に上がった。ガソリン、アパートの家賃、
不動産、牛乳から赤ん坊のオムツまですべて正常に上がった。
人々の所得も当然上がった。

大学の学費しかりである。息子が大学に入った4年前、
年間の学費は文系でも日本円で年間400万円を越えたぐらいだったが
いまは500万円を越えているのだろう。(調べていないが)

結論として日本でのたばこの値段は一箱1200円、安くて1000円ぐらいに
すべきだと思う。いやならやめればいいだけだから、どこにも問題はない。

そしてゆくゆくは(1年後)一箱2000円にして、
その税収を年金に回したらいいのである。


jimmysuzukiusa at 02:22 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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