17日、広東省広州市の中学・高校は女子生徒が「生理」をかたって授業や活動をズル休みしないよう、生徒の月経管理表を作成。これによりズル休みは大幅に減ったというが…。写真は同校の生徒。

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「生理だから」は通用せず、学校が生徒の月経管理表作成!?―広東省広州市
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2008年10月17日、広東省は「青少年保護条例草案」を同省人民代表大会常務委員会に提出。その中身を「中国新聞網」が伝えた。

草案では、省内にある華南師範大学付属第一中学(日本の中学と高校にあたる)や広東実験中学、広東広雅中学などの寄宿学校は、午後10時半までに宿舎に帰らなかった生徒に対し、氏名の記入を義務づけている。また各学校の校則違反をした生徒については、その回数や程度に応じて宿舎からの永久追放や期間限定追放などの罰則を設けた。

また、これまで生徒の成績順位は公表されていたが、これを廃止。成績順位は教師が管理し、生徒は自分の順位だけを知ることができるが、他の生徒の順位は知ることはできない。これについて保護者は、「クラスの学級委員らは普段から教師のパソコンに触ることができるため、成績順位を簡単に閲覧することができる」と不満を漏らしている。

さらに草案では、女子生徒が月経期間中に激しい体育活動を休むことを許可するよう学校側に要求。だが実際には、ウソの「生理」を理由に体育や課外活動をサボる女子生徒の存在に現場教師は苦慮している。そこで華南師範大学付属第一中学では女子生徒の月経管理表を作成。これにより、ズル休み生徒が大幅に減少したという。この学校の対応について、ネットアンケートではユーザーの90%が「反対」に投票している。(翻訳・編集/本郷)
2008-10-19 23:20:38 配信

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