概要
平成20年10月11日(土)10時20分,鹿児島市内の医療機関(病院)から,鹿児島市保健所へ食中毒様の症状を呈する者がいるとの連絡があり,患者の住所地を管轄する伊集院保健所で調査したところフグによる食中毒であることが判明した。
有症者
有症者 2名 うち,受診者 2名とも入院(11日入院,15日退院)
男性 1名(86歳) 男性 1名
女性 1名(80歳) 女性 1名
初発年月日(上記有症者のうち最も早く発病した者)
平成20年10月10日(金)19時30分
女性 80歳
主な症状
しびれ,嘔吐,脱力感
快方に向かっている。
摂食状況,原因施設,病因物質等
有症者は,1家族(夫婦)で10月10日に夫の釣ったフグを調理(味噌煮)し夕食として摂食しており,原因を特定するため残品等の検査を実施した。
検査状況
有症者の家庭にあった調理済みのフグを県環境保健センターにおいて検査を実施したところ,フグ毒であるテトロドトキシンを検出した。
記者発表資料
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