芋煮会成功のこつを知り、上手に楽しもう。
その1 鍋 |
何もせずに鍋を火にかけると鍋が真っ黒く焦げて後で落とすのが大変。そのために、取っ手の部分をアルミホイルでしっかり包む。さらに、鍋底の外側部分にはたっぷりクレンザーを塗る。これだけで、後片付けで洗う際に驚くほど楽になる。 |
鍋底の外側部分には水で溶かしたクレンザーを塗る |
鍋の取っ手にアルミホイルを巻いておく |
その2 火起こし |
火起こしの際は、新聞紙、着火材、細いまき、の順でかまど内に重ねて点火。燃えてきたら太いまきをくべる。
まきはよく乾燥しているものを使おう。たたいて乾いた音がすれば合格だ。まきの置き場所は安全面から風上に。着火材は市販品もあるが、まきに付いている木の皮でもOK。 |
火を扱うので十分に注意を |
その3 安全 |
包丁も火も使うのでまずはけがなどに注意を。特に里芋の皮むきの際は、手が滑るので気を付けよう。川原で行う場合は、水辺から少し離れ、メンバーの行動圏全体を見渡せる場所にかまどを作る。 |
その4 マナー |
川原やキャンプ場で芋煮会をするときは、ごみや灰などを持ち帰るのは最低限のマナー。
使用した鍋やこんろを川で洗うのはNG。生ごみを川に流したり、周りに捨てたりするのもタブーだ。キャンプ場では、ほかのグループもいるので、かまどは仲良く使おう。 |
その5 味付け |
味噌や醤油は味見しながら足していく。そばつゆは隠し味として有効。 |
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1時間半で完成
火を起こしてから約1時間半後。芋煮が出来上がり、全員でいただきま〜す! 参加者に感想を聞くと今回の芋煮会は好評だった。
「うどんを追加した後の、味噌味が最高でした! スモークハムも大好きになりそう」と話すのは、サポートスタッフのK・Mさん。T・Sさんは「とろとろになった焼き芋がおいしかった」とうれしそうだ。
「みんなでワイワイと話しながら作って食べるとおいしいですよね」と話してくれたのはS・Yさん。娘のKちゃんも「チョコレートフォンデュがおいしかったよ」と満足げ。
「芋煮会は初めてだけれど、おいしいし作るのが面白い。またやりたい」と言うお父さんもいた。
キムチ味 大人気
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参加メンバー。笑顔が並んだ |
意外にもキムチ味の芋煮が子どもたちに人気だった。辛さを控えめにし、そばつゆのうま味を効かせたためか「キムチ味しか食べなかった。そのくらいおいしかったよ」と言う子どももいた。大人は、どちらかというと、豚肉にマッチした味噌味を好んでいたようだ。
気に入ったメニューはそれぞれ違えど、誰もが仙台の秋の風物詩を堪能した、良き1日となったのでした。 |
子どもの野外活動支援 YMCA |
今回、ウイークリー編集部で催した芋煮会で、指南役となっていただいた仙台YMCAのみなさんは、普段はYMCAの子ども向けプログラム「ジュニアクラブ」でキャンプ指導などをしている。
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今回協力してくれた仙台YMCAのみなさん |
YMCAは、北泉ケ岳登山(9月28日(日)、小学4年〜中学生対象、参加費4410円)、泉ケ岳ハイキング(10月5日(日)、年少〜年長の幼児対象、参加費4410円)、鍾乳洞探検(10月18日(土)・19日(日)の1泊2日、小学1年〜5年生対象、参加費未定)の参加者を募集中。ジュニアクラブ員以外も参加できる。
問/仙台YMCAジュニアクラブ022(222)7533
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