反貧困ネットが2000人集会 「人間らしい暮らしを」市民団体や労組などでつくる反貧困ネットワークが19日、人間らしい暮らしを求めてつながろうと、貧困問題の解決を訴える「世直しイッキ!大集会」を東京都新宿区の明治公園で開き、若者や働く女性、障害者ら約2000人が参加した。 冒頭、反貧困ネット代表の宇都宮健児弁護士が「貧困が広がる社会は、すべての人が安心して生活できない。声を上げてつながろう」とあいさつ。 労働や社会福祉、女性と貧困などをテーマに分科会も開かれた。日雇い派遣で働く若い男性が「明日の仕事がない。自分がどうなるのかと考えると不安で不安で仕方がない」と打ち明けると、シングルマザーの女性も「一度仕事を辞めると経験を生かせず、低賃金を強いられる」と話すなど互いに窮状を訴えた。 参加者は「貧困をなくせ」「社会保障費を削るな」などとシュプレヒコールを上げ、公園周辺でデモ行進した。
【共同通信】
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