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さて、皆さんはどうでしょうか? 私(おそらくPC関連の仕事をする人ならば:注;私は電気の人)はこの言葉によくよく騙されることがあります。 某会社のPCメンテナンスによくよく出かける(呼び出される)私は、その会社内に「パソコンができる人がいる」と聞いたんです。ならば、私なんかを呼ばずにその人に任せればいいのではないかと思ったのわけです。いや、私もいちいち面倒なので思い切って聞いた。すると、 「あっ、その人はパソコンで音楽聴いたりインターネットをしたりするだけで保守とかはgdgd・・・」。 「今度入ってくる人はできるらしい」、その言葉にも落胆しました。結局キーボード打てるだけでした。 うーん、「パソコンができる」とは一体どういったレベルを差すのでしょうか? そんな疑問に私なりにまとめてみました。私の程度も高々知れてますが・・・。 まず、キーボードが早く打てるだけで「パソコンができる」というのは・・・。確かに操作上キーが早く打てるのは好ましいことであるが、キーが早く打てるだけではもったいない。縄跳びでいうと、早く回す事はできるが、二重跳びや三重飛びはできません、というのと似てるかな? で、類似となるが「インターネットができます」、「音楽を聴いたり動画を見たりできます」。これはパソコンができるための必須条件。必須条件どころかこれができて当たり前なのです。さらにこの場合「何何できます=何々しかできません」、なのである。 さらに残念ながら、一通りのIT用語も分かっていないとダメです。IT用語には難しい用語がたくさんあります。それらの意味を知らずに使う人がいるそうです。これは作業上、非常にやっかいです。分かってることが前提で話が進められ、挙げ句、作業を任せたら「わかりません」。これは幾人の方が経験しておられるのではないでしょうか? 類似ですが、使用するパソコンについての一定の知識が必要です。トラブルに遭遇したときある程度の処理能力が必要です。いちいちメーカーのサポートを呼んでいては作業の効率が下がります。フリーズしたときの対処は最低限必要です。さらに定期的なメンテナンス、PC内の掃除うんぬんは持ってて嬉しいコレクション。FDを入れておけば、最高のセキュリティーという某会社にはがっかりでした。これは追々体験して対処してくださいね。 そして、ソフトウェアの操作が可能であること。ここができていれば他は少々おろそかでもよろしいかもしれませんね。ソフトウェアといってもIEやOEではなく、WordやExcel、PowerPointer云々、事務に必要なソフトウェアです(専門的なソフトなら社内での評価もあがるのでは?)。さらには自分でプログラムを作れるとなれば一端の「オレ、パソコンできますよ」の仲間入りである。 私のように、コンデンサを交換したり、スペックアップをしたりというのは別になくてもいいスキルであって、まず基本的な操作を覚えることが「パソコンができる」、への近道なのです。後に覚えればいいスキルはおいおい身につきます。パソコンができなければ、一定のスキル以上を獲得するのは難しいことです。 しかしですね、冒頭で述べた、キーを早く打てる、という人は発展が見込めます。 キーが早く打てるというのは非常に有利です。一概に「**しか出来ない」という人を甘く見てはいけません。 パソコンができるできないの判断をせざる得ない人へ。 何か作業をさせてみましょう。話はそれからです。 いや、面接の時点で確認したい、という人へ。 言葉だけを鵜呑みにせずに、まずはパソコンのスペックを聞いてください。 一通りクリアできるようでしたら、メンテナンスをどうしてるのかを聞いてください。 ボロが出ればそこで考え直してください。 先程のIT用語云々で、痛い目にあっている人と何人か話をしたことがありますが、彼らの苦労を軽くしてあげてください。痛みを知ってください。彼らがその後始末に追われる姿をご存知でしょうか? 偉そうなことかいてすいません。 |
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