乳がんについて理解を深める「ピンクリボンフォーラム2008 byきらら」(中国新聞社など主催)が18日、広島市中区の中国新聞ホールであった。市民ら約400人が参加。専門医7人が早期発見、早期治療の大切さをそれぞれ訴えた。
広島大病院内分泌外科の村上茂医師が、日本人女性の20人に1人が患う乳がんの現状について説明。続いて、中国労災病院の高橋護外科医長が「乳がんのしこりは石のように硬くビー玉みたいなもの。お風呂でせっけんをつけた手で、なでながら左右をチェックして」と、月1回の自己チェックを勧めた。
専門医たちは参加者の質問にも応じ、「確実に予防する方法はないが、バランスのよい食生活を心掛けて」など分かりやすく説明した。
【写真説明】乳がんについて参加者の質問に答える専門医たち
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