内閣支持率6ポイント減の42% 比例投票先「民主」が上回る共同通信社が18、19両日実施した電話世論調査によると、麻生内閣の支持率は42・5%と9月下旬の前回調査に比べ6・1ポイント落ち込んだ。逆に不支持率は39%と6・1ポイント上昇した。次期衆院選の比例代表の投票先は、民主党が35・9%と自民党の32・7%を上回った。 麻生太郎首相は、世界的な金融危機への対応を重視し「衆院解散より景気対策」と訴えてきたが、不支持理由では「経済政策に期待が持てない」が最多だった。 先に成立した補正予算に加え、さらに大型の補正予算案を編成するための赤字国債発行については「賛成」が24・2%にとどまり、「反対」は2倍超の56・2%に上った。 望ましい政権の枠組みは、前回に続き「民主党中心」(43%)が「自民党中心」(38・3%)を上回った。衆院選の時期については「11月に行う」が31・6%で最も多く「来年度予算成立後の春ごろ」が29・8%、「来年9月の任期満了まで」が26・6%と続いた。 政党支持率は自民党が36・2%で前回より0・8ポイント下落。民主党も26・8%で1・5ポイント下がった。公明党は4・7%、共産党2・7%、社民党1・1%、国民新党0・4%、改革クラブと新党日本はいずれも0・1%。「支持政党なし」は24・4%で、前回より1・3ポイント上昇した。
【共同通信】
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