記事一覧選択画面に戻る

夜間・休日の一次救急、11月以降も輪番制を継続
(10月19日付け)
 11月からの夜間・休日の一次救急の輪番体制が未定となっている問題で、紋別医師会(小林正司会長)と道立紋別病院(及川郁雄院長)は、このほど11月以降、来年3月まで輪番制を継続することを決め、市に伝えた。これを受けて市では、かねてより医師会側から要望のあった一次救急の委託業務に対する財政支援を行うことにし、今後その額などを検討し、12月市議会に提案する考え。
 11月以降の輪番の継続は、医師会側が「本来、一次救急は市が担うべきものである」として市に対して、責任を明確にするよう要望。これを受けて宮川良一市長は8日、記者会見を行って非を認めた(本紙既報)。医師会側はこうした市の姿勢を評価し、輪番制の継続を協議していた。
 その結果、11月以降、輪番制は継続することになったが、来年4月からは市がなんらかの救急医療機関を整備し、市の責任で一次救急を担う考えでいる。

記事一覧選択画面に戻る

(C)株式会社 北海民友新聞社 1998-2008