折丁と綴じ |
機械製本は普通、大きな紙に両面印刷して、それを8つに折り畳んで16ページの折 |
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丁(おりちょう)を作り、その折丁を束ねて綴じ、三方断ちします。この方法は量産本 |
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には適しますが、初心者が手作り製本するには不向きです。このためBOOKIST |
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は、初心者が取り組みやすく製本に親しみやすいように、本文用紙を二つ折り・4ペ |
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ージにして、それを束ねて製本する方法を採用しました。パソコンやワープロで作成し |
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た文書を印刷して本を作る場合にも、本文をページ順に組みやすく、しかも中身を糸 |
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でかがらない極めて簡単な「無線綴じ」ですから、だれにでも手軽に製本ができま |
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す。しかし、それだけに製本後に中身がバラけないよう、背固めは大事な作業です。 |
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本格的な製本には 「糸綴じ」製本をお薦めします。ブッキスト・バインダーを使って「糸 |
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綴じ」 の角背・丸背のハードカバーも作れますから、ぜひ、トライして下さい。 |
失敗は成功のもと |
実際に本を作ってみると、最初の一冊は満足なものができないかも知れません。 |
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でも、初めての一冊で製本工程や作業の要領がつかめますから、2,3回練習の |
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つもりで製本すれば、どなたでも望みどおりの本に仕立て上げることは十分可能 |
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です。 |
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●上手に仕上げるコツは、@寸法を正確に取ること。A先を急がずに、一つ一つ |
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の作業を丁寧にすること。これに尽きます。 |