デフラグ&キャンディスク




ここでは、PCを快適にする為の簡単なメンテナンス方法を書きます。
Windows95/98/MEを基準に書いてます。
XP/2000でもデフラグとスキャンディスクの方法は一緒です。
が、トラブルシューティングに書いてあることは9x系です。





デフラグ?スキャンディスクとはなんぞや?っと思った方も何気に多いのではないでしょうか?
間違ってる箇所もあるかもしれませんが、簡単に説明していきます。



スキャンディスク


スキャンディスクは、ハードディスクに格納されているファイルにエラーがないか検査をしてくれるツールです。
ファイルがハードディスクに格納される場所はクラスタと呼ばれる場所に格納されます。
もし、保存したい場所のクラスタが不良クラスタだとファイルは、まともに保存できない可能性があります。
かなり喜ばしくはないですよね?(笑)

スキャンディスク実行前に「完全」にチェックを入れると
そんな不良クラスタを調べて修復できそうなら修復してくれて
修復できない場合はそこにファイルを置かないようにする機能なので、
ある意味デフラグより重要ですよね(^^;
(よく書き換えがされるIMEの設定ファイルが壊れます。スキャンディスクすると直る可能性が高いです。)


PCの電源をいきなり切ったり、動作中のPCに衝撃を与えたり時に不良クラスタはできやすいです。
PCが不調の方はこれが原因の可能性があります。
不良を修復しましょう!



注意!!
完全じゃないとあまり意味が無いです!
不正な終了した後に走るスキャンディスクではあまり効果はありません。
必ず直る物ではありません。



デフラグ

デフラグdefrag(最適化) 
ハードディスクのデータの断片化を解消する機能です。
断片化というのは、ハードディスクの中にデータが分割されてあちこちに保存されている状態。

例  「」「」「」「」「お」とファイルがあったとします。
ハードディスクの中では あああ いいいい うう えええ と言った順番に並んでるとします。
そこで「」のファイルを消して「お」を入れるとします
あああ いいいい おお えええ おお
「お」のファイルは「」よりも大きかったために断片化してしまいました。

このように削除してファイルを追加するたびに断片化が進み、ファイルへのアクセスが遅くなる。
最適化(デフラグ)は、Windowsに標準装備されている機能なので、
最近PCが遅くなってきたと感じた方は デフラグをしてみたほうがいいかもしれません。
デフラグを一度もしたことが無い方はかなり早くなる可能性がありますね。


なんとなく理解できましたでしょうか?
それでは実践してみましょう。



実行方法


注意!!
環境によっては、すばらしく時間がかかる恐れがあります。
数時間は暇がある時に実行する事をお勧めします。






今回はドライブ単位でスキャンディスク・デフラグを実践しましょう!



マイコンピュータを開いて実行したいドライブで右クリック→プロパティを開きます。
その後ツールをクリックするとこんな画面がでます。



見ていただければわかりますが、前回から61日経っています。
一度もしたことが無い方は「不明」と書いてあると思います。

エラーチェックが「スキャンディスク」です。
最適化が「デフラグ」です。


早速実行!の前に、準備があります。
できるだけ常駐しているアプリを切りましょう。ウイルスバスターなんかも切っちゃいましょう。
WINAMPの常駐が入ってる人は必ず切りましょう(経験談)
常駐しているアプリが、作業中にアクセスすると止まってやり直しになってしまうので、
スキャンディスク・デフラグ中にアクセスする恐れのあるものは全部切りましょう!
スクリーンセーバーもね。


まずはスキャンディスクを実行しましょうか。



「完全」と「エラーを自動的に修復」を忘れずにチェックを入れましょうね。

あとは「開始」を押せばスキャンディスクが始まります!
数時間はかかると思われるので放置w


終わったら「デフラグ」を実行してPCのアクセス速度を上げましょう!


この作業で実行すると止まってしまいスキャンディスク、またはデフラグを完了できない人は、
常駐アプリが働いてると思われます。スクリーンセーバー・電源の管理も実行を妨げる原因となります。



まとめてドライブをスキャンディスク・デフラグしたいって人は
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリー」→「システムツール」→「スキャンディスク」または「デフラグ
慣れてきたら上記の方法で実行しましょう。





こんなの面倒でやってられん!って人は一番下に書いてあるツールを使用してください。




トラブルシューティング

常駐プログラムが何もない状態でデフラグを実行する事でできる可能性が高くなるので試してみてください。
1.Windows98 CD-ROM の Tools\MTSUtil フォルダにある、「DEFRAG.INF」 ファイルを右クリックして [インストール] を実行して下さい。
次回 Windows 起動時に、何もプログラムが起動していない状態でデフラグが実行されます。


2.Safe モードで起動すると、自動起動プログラムが何も実行されないため、
デフラグやスキャンディスクが正しく実行できる確率が高くなります。


3.デフラグ実行時にでるエラーで「DEFRAG00205」 エラーがでる場合。
Windows \Applog フォルダにある全ファイルを削除してくださ〜い。
Applog フォルダに記録されたアプリケーション起動ログに不正な情報が含まれていると、この現象が発生するらしいです。



4.エロサイトにアクセスした後などで、256文字以上の長い URL が
Windows\History フォルダに記録されると、デフラグ実行中にハングアップします。
Internet Explorer を起動→[ツール]→[インターネットオプション] をクリックします。
「履歴のクリア」をクリックすれば履歴は消えます。

インターネットキャッシュや履歴はデフラグやスキャンディスクの障害になる恐れがあります。
ついでにインターネット一時ファイルをクリアしておくとデフラグも早くなります。




少しでもデフラグを早く終了させたい人へ。

スワップファイルをオフにしてからデフラグを行うと、巨大なスワップファイルを処理しなくてよいため処理時間の短縮が期待できます。

「マイコンピュータ」を右クリックして [プロパティ] をクリック
[パフォーマンス] タブをクリックし「仮想メモリ」ボタンをクリック
「自分で設定する」にチェックし「□仮想メモリを使わない」にチェック
「OK」をクリックし、警告は無視して「はい」をクリック
「閉じる」をクリックして Windows を再起動してください。


実行後、Windows を再起動してからデフラグしてください。
ただし、実メモリーの少ない PC で以下の設定を行うのは危険です。
最低 128MB 以上のメモリーを搭載した PC でのみ試すことをお勧めします。
デフラグ完了後は忘れずに設定を元に戻してから再起動してください。




便利ツール


すっきり!! デフラグ !!


9x系OS(95/98/ME)を使っている人にはお勧めです!
このソフトはデフラグとスキャンディスクを実行してくれるソフトです。
これだけだとピンとこないと思うので少々説明します。

お気に入りその1
デフラグ&スキャンディスクに最適な環境に再起動してくれる。

その2
選択したドライブのみを実行してくれる

その3
スキャンディスクで出たエラーをテキストで残してくれる。

その4
終了後PCの電源を切ってくれる(節電)


是非お試しを。

ここからオフィシャルサイトに行けます

すっきり!! デフラグ



最初からこれを使えって書けって?すいません(^^;
2000/XPだとトラブルが少ない&市販のデフラグソフトを使ったほうが早いからですw
まぁ。このページ自体が9x用と言う事で(^^;