保存をクリックした場合は、このようにexe表示の無いファイル名が作成されます。 |
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exeファイルは、利用者のセキュリティ意識が高まってきた事もあり、exeファイル=警戒
といった具合に認識されておりますが、今回の「スパイウェア」はwmv等のexe とは違う拡張子になっているため、悪意あるプログラムと気づかずに実行してしま
うケースが多いようです。 |
WindowsXPなどは、標準で登録されている拡張子は表示しない設定となっているため、
ファイルを見ただけでは動画ファイルにしか見えませんが、拡張子をすべて表示 するとこのようになります。 mvxxx[x].wmv
→ mvxxx[x].wmv.exe
上記のように、実際はexeファイルでありながら、Windowsの仕様を悪用して動画に関するファイル等に見せかけることで、利用者の警戒心をゆるめます。 |
この手のスパイウェアは、ワンクリウェアとも呼ばれ、主な活動内容としては、
以下の項目が確認されています。
- パソコンのデスクトップに、アダルト画像等が含まれた請求画面が表示され、表示を消しても数分後にまたいきなり画面が現れたり、パソコンを再起動するたびに毎度表示されるようになる。
- メールソフトに登録しているメールアドレスの情報を抜き取り、そのメールアドレス宛に料金請求メールを送る。
- インターネットで一番最初に開く画面が、請求画面になっている。
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(例1) |
ワンクリックウェアには複数のタイプがあり、タイプごとに異なった活動を行うため アンチスパイウェアソフト等での駆除が難しい状況となっています。
感染の疑いがある場合は、ご利用のパソコンメーカーにご相談していただく必要があります。 |
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